
【月齢別】簡単!赤ちゃんの歯の生え始めから3歳児までに身につけるべき歯磨きの手順
赤ちゃんの歯が生え始めるのはおよそ生後6ヶ月頃と言われます。
もちろん個人差はあるので、これより早かったり遅かったりしますが、赤ちゃんの歯を虫歯から守る為に覚えておきたい正しい歯磨きの手順について調べてみました。
6~8ヶ月の赤ちゃん
まず、歯磨きが必要になる時期ですが、下の前歯が生え揃う頃、大体6~8ヶ月頃と言われます。
この頃のポイントは3つ。
- 濡らしたガーゼで歯を優しく拭いてあげる
- 食後は湯冷ましやお茶で口をすすぐ(飲ませるのも可)
- 赤ちゃん用の歯ブラシを持つ練習をする
それでは一つ一つ見て行きましょう。
まずは濡らしたガーゼで歯を優しく拭いてあげます。最低1日1回はチャレンジしてみて下さい。
ママの顔はニコニコ笑顔で、赤ちゃんに楽しい雰囲気を伝えてあげながら優しく磨いてあげてくださいね。
スキンシップの一種と言う感覚で気軽にやってみると楽しいです。
次に食後は湯冷ましやお茶で口をすすがせます。これにより食べカスを洗い流します。飲ませても害はないのでかまいません。
毎食後、口の中がスッキリする感覚も身につきます。
最後に赤ちゃん用の歯ブラシを持たせてみます。こうすることで食後は歯ブラシを持つということに慣れます。
おもちゃ感覚で歯ブラシの感覚に少しずつ慣れる様にしてあげましょう。
8~10ヶ月の赤ちゃん
続いて上下の前歯が2本ずつ生え揃う8~10ヶ月頃から仕上げ磨きが必要になってくる時期です。
この頃のポイントも3つ。
- 1日1~2回程度
- 1本ずつ丁寧に
- 授乳と同じ体勢で
それでは1つ1つ見て行きましょう。
まずは1日1~2回程度歯磨きをするようにしましょう。機嫌の良い時にするように心がけないと歯磨きを嫌がるようになるので注意です。
つぎに一本ずつ丁寧に磨くようにしましょう。特に上の前歯の裏側はとても虫歯になり易い部分なので気を付けて磨いてあげましょう。
磨く順番を上の前歯→下の前歯などと決めておくと赤ちゃんも次第に順序を覚えてくるので「そろそろ終わりかな?」なんてタイミングが分かってグズらなくなります。
歯磨きを嫌がる赤ちゃんは多いので、機嫌よく磨くのにコツがあります。授乳の時の体勢と同じ抱っこの仕方にしてあげるとご機嫌で磨かせてくれます。
まだ上下2本ずつなので時間もかかりませんし、この体勢は磨きやすいのでオススメです。
1歳~1歳3ヶ月頃の赤ちゃん
離乳食もどんどん進んでくるので虫歯になり易さが急激に増えてくる時期です。
この頃からきちんと食後に膝に寝かせて仕上げ磨きをしてあげる事が大切になります。
1歳3ヶ月以降の赤ちゃん
奥歯も生え始めてくる頃です。奥歯は特に虫歯になり易いので生え始めから注意深く磨いてあげましょう。
歯科健診の時に歯医者さんに教えて貰った事ですが、前述の通り、磨く順番は毎回固定した方が磨き残しも無くなるし、子供もあとどの位で終わるのかが分かるのでオススメです。
例えば下の右奥から左奥まで一本ずつ磨き、その後上の左奥から右奥まで一本ずつ…ぐるっと一周回って来るように磨くと良いです。
最後に
歯磨きの習慣は一生モノですよね!
この一生モノの歯磨きを習慣付けてあげるのは親の責任ですし、いかに楽しく続けさせて定着させてあげるかがママの腕の見せ所です。
我が家も初めは歌を歌ったり歯磨きのDVDなんかを見せながら仕上げ磨きをしていました。
あとはギャーギャー泣くほど嫌がる時は無理強いしない事もポイントです。親子で楽しく歯磨きタイムしましょう!
こちらも参考に。
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