
1歳8ヶ月の子育て!成長の発達状況や食事・言葉・体重のあれこれ
活発に動けるようになってきた1歳8か月頃の子ども。自分でできることが増えていく一方、自己主張が強くなって困ることも。この頃の子どもの様子についてまとめてみました。
身長・体重
身長 | 体重 | |
---|---|---|
男の子 | 75.6~85.9cm | 8.7~12.5kg |
女の子 | 73.9~84.2cm | 8.1~11.8kg |
活発によく動き、スリムな体型になります。
食事
多くの子が離乳食を完了し、大人とほぼ一緒の物が食べられるようになります。
とはいえ、まだ辛い物や固い物は難しいので、控えめの味付けで、柔らかい物を食べさせましょう。
外食などでは、これまで市販のベビーフードを用意したり、家から持っていったりという手間をかけていた方が多いかと思いますが、この頃になるとうどんなど大人の食事を少し取り分けて食べさせることもできるようになり、かなり楽になります。
言葉
「ブーブ、きた」「まんま、おいしい」など、二語文を話し始める子もいるようです。
自分から言葉を発するのが苦手な子でも、持っているおもちゃを指して「ちょうだい」と言えば渡してくれるなど、大人の言っていることを理解できている様子がわかります。
不正確な言葉を話しても、訂正などはせず、コミュニケーションを楽しみましょう。
遊び
歩くのが上手になって、世界が広がります。お天気のいい日はぜひお外で遊びたいですね。サポートをしてあげれば、すべり台やブランコなどの遊具も楽しめます。
お砂場遊びも、この頃になると口に入れてしまう心配も少なくなってくるので、積極的にさせたいものです。
手先が器用になるので、お絵かきも楽しめます。まだ殴り書きのような感じですが、喜んで遊びます。赤ちゃん用のクレヨンなどもあるので、持たせてみてください。
音感が発達してくるので、子ども番組の音楽に合わせて体を動かす様子も見られます。お父さんお母さんも一緒に歌ったり踊ったりしてあげたいですね。
夜泣き
睡眠のリズムが整うため、この頃までに夜泣きが収まる子が多いようです。ただ、怖いことや変わったことがあった日はぐずつくという子も。半分夢を見ているような状態なので、一度起こしてしまうという手も有効なようです。
歩行
多くの子がこの頃には歩けるようになります。お外遊びも楽しくなる頃です。足に合った靴を選んであげたいですね。
すぐ大きくなるので、少し大きめの靴を買いたくなるところですが、あまり大きいと歩きにくく危ないですし、足の成長を妨げます。
家の中なら歩き回るのに、外だと歩かないという子は、例えば一度転んで痛い思いをした、大きな道路が近く騒音が怖いというような、精神的な理由がある場合もあるようです。楽しい雰囲気で歩く練習ができるといいですね。
イヤイヤ期
少しずつ、自分の好き嫌いを主張するようになってきます。何でも自分でやらなければ気が済まないことも。
かんしゃくを起こして、困り果てるお父さんお母さんも多いですね。欧米では「独立期」と呼ばれるこの時期。
心が成長していく大切な過程なので、できるだけ大らかに見守りたいものです。
例えば、着替えをさせようとすると嫌がってしまうような場合、時間や気持ちに余裕がないと「イヤじゃないでしょ!ほら早く!」と怒ってしまい、火に油を注ぐことになってしまいます。「どっちの服がいい?」と選ばせるとスムーズにいったという声が寄せられています。
かんしゃくは、自分の気持ちを言葉でうまく表現できないもどかしさから起こります。
「悔しかったんだね」「もっと遊びたかったのかな」と子どもの気持ちを代弁してあげると、自分でも納得できて落ち着くこともあるので、できるだけ気持ちに寄り添ってあげたいですね。
しつけ
1歳代前半では、細かいことを言ってもよくわかりません。この頃になるとかなり言葉の理解が進むので、少しずつしていいこととダメなことを教えていきたいものです。
特に、危険なことははっきりとダメと伝えます。表情や声のトーンで、真剣さを伝えましょう。逆にいいことをしたらオーバーなくらい喜びを伝えます。
手洗いや歯磨きなどの生活習慣も、お父さんお母さんと一緒に少しずつ身についていくので、お手本になってあげましょう。
最後に
いかがでしたか?1歳8か月頃の子どもの様子についてまとめました。体も心もしっかり成長している実感が持てる一方、早い子だと自己主張が強くなってくる頃で、戸惑うこともあるかもしれません。
大らかに見守る、と言葉で言うことは簡単ですが、やはりストレスを感じるお父さんお母さんもいらっしゃるかと思います。上手に発散したり、お友達に相談したりして、心のバランスを取ることが大切です。
あくまでも目安ですが、参考になれば幸いです。