
1歳3ヶ月の子育て!成長の発達状況や食事・言葉・体重のあれこれ
たっちやあんよができるようになり、赤ちゃんから少しずつ幼児らしくなっていく1歳3か月頃の赤ちゃん。
遊び方にも変化が見られます。この頃の子どもの成長や注意点についてまとめました。
身長と体重
身長 | 体重 | |
---|---|---|
男の子 | 70.3~81.7cm | 7.68~11.51kg |
女の子 | 68.3~79.9cm | 7.16~10.90kg |
身長が伸びる一方体重はあまり増えないので、見た目がほっそりする子が多いようです。運動量が増えることも、体重が増えにくくなる要因です。
歩行
約8割の赤ちゃんがこの頃までにあんよを始めます。とはいえまだまだ不安定で危なっかしく見えます。
あんよの練習がしやすいように、また転んでも大丈夫なように、家の中の様子を再確認してみましょう。
うちの子はまだあんよをしないと不安に感じるお母さんもいらっしゃるかもしれませんが、無理に立たせたりあんよの練習をさせたりするようなことは必要ありません。
はいはいでしっかり足腰を鍛えることと、つかまり立ちでたっぷり遊ぶことで、少しずつたっちやあんよができるようになります。
つかまり立ちで物を持って夢中で遊んでいるうちに、本人も気づかないまま台から手を離して立っていた、という声も多く聞かれるので、今できる範囲で体を動かしてあげましょう。焦ることはありません。
言葉
「ワンワン」「ブーブ」など、意味のある言葉を話しだします。「ないないしてね」と言うとおもちゃを片づけようとするなど、お父さんお母さんの言うことを理解して行動に移し始めます。
食事
離乳食完了期の食事に慣れてきた子も多い頃です。3食しっかり食べられるようになってきたら、おやつでも栄養を補いましょう。
おやつといっても、大人のおやつのイメージより食事に近い物を与えます。パンやおにぎり、果物などを中心に、1日の食事とのバランスを考えてあげます。
大人用のお菓子は糖分や脂質を多く含んでいるため、幼児用のものを選びます。
遊び食べをする子も多いですね。イライラしてしまいがちですが、食べ物に興味を持ち、「これは何だろう?」と確かめる行為で、成長の一過程なんだそうです。
「おかゆだよ」「うどんだよ、つるつるするね」などと声をかけながら見守れるといいですね。スプーンやフォークを自分で使いたがることも。
慣れないうちはかなり汚されることを覚悟して、食事用のスタイやエプロン、ビニールシートなどを使って、できるだけ大らかな気持ちで見守りたいものです。
うまく食べられたら、大げさなくらいほめてあげると、もっとやってみよう!と挑戦する心を育んであげられます。
遊び方
物を持つのが上手になります。車のおもちゃを床で動かして遊んだり、積み木を積んでみたり。穴の中にブロックを入れるおもちゃなども喜びます。
簡単な物から用意して、できた!という達成感を育ててあげたいですね。
また、大人の真似をするようになります。これまでは見て喜ぶだけだった「いないいないばあ」「あわわ」などを自分でもやってみせます。
また、絵本を読む真似をしたり、ぬいぐるみなどに向かって話しかけたりするような仕草を見せることも。このような時にお母さんが「お話ししてるのー?」などと声をかけるとやめてしまうこともあります。
子どもの遊びの世界を邪魔しないように見守ってあげたいですね。普段のお父さんお母さんとの関わり合いが、子どもの遊びの世界を豊かにします。絵本を読んだり歌を歌ったりして、たくさん言葉をかけてあげましょう。
夜泣き
記憶力が発達してくるため、早い子は生後半年ぐらいから夜泣きが始まります。1歳3か月頃というのは、ピークかもしれません。
ずいぶん体は大きくなったのに、ずっと抱っこしていないと寝てくれない、横にすると泣いてしまう…という子も少なくありません。
1歳半頃までには落ち着く子が多いので、今だけと割り切って付き合えるといいですね。
お父さんお母さんがイライラしてしまうと子どもは敏感に感じ取るので、却って寝付きにくいという悪循環に陥ることも多いようです。
辛くなったら、思い切って一人で寝かせて少し離れるなど、心を落ち着けましょう。
最後に
いかがでしたか?1歳3か月頃の赤ちゃんについてまとめてみました。行動範囲が広がるので、改めて部屋の中の安全点検をしておきましょう。
個人差が大きくなってくる頃でもありますが、焦らず見守りながら、サポートしてあげたいですね。