
脳を育てる!0歳の赤ちゃんでもできる手遊び5選
「寝てばかりの赤ちゃんと、何をして遊んだら良いか分からない。」「外出先でグズったけれど、玩具を持参していない。」などという時はありませんか?
リズミカルな歌と動きを見せてくれる手遊び歌は、いつでも、どこでも、誰でも出来て、赤ちゃんの脳や心の発達にも良いという優れものです。
いくつか覚えておくと、きっと役に立つ時があると思います。ここでは、赤ちゃんの大まかな発達に合わせて、おすすめの手遊び歌をご紹介します。なお、具体的な歌や遊び方は、リンク先の動画をご参照下さい。
1.手遊びって?
手遊びとは、歌や言葉のリズムと動作を一緒に行う遊びです。手遊びと言いますが、手だけではなく、腕や肩、顔なども使います。
道具を使わずにでき、赤ちゃんも一緒に手指などを使うことで五感を刺激し、脳の発達にも効果的と言われています。
また、お父さん・お母さんと沢山触れ合ったり、大人の動きを真似することで、心の安定やコミュニケーションの発達、考える力の育ちにも繋がります。
なお、遊ぶ際には、赤ちゃんの手指や足・体を無理に動かしたり、力を入れ過ぎたりしないように注意しましょう。
2.首すわりの頃から
首がすわる頃から出来る、ふれあい遊び歌です。この頃の赤ちゃんは、自分で動くことができず、体への刺激が少なめです。
楽しい歌と一緒に、背中や脇腹、腿や足の裏など、体の色々な所を優しく刺激してあげましょう。
・「ぞうきんのうた」
・「あたま かた ひざ ポン!」
3.寝返りの頃から
寝返りが出来るようになると、背中側も刺激しやすくなります。手指やお腹側だけでなく、背中側や脇などでも遊んでみて下さい。
・「一本橋こちょこちょ」
・「きゅうりができた」
4.お座りの頃から
子どもがお座りできるようになったら、大人の膝などに座らせてあげて、一緒にやりましょう。
座り始めの頃は不安定なことも多いので、後ろに倒れたりしないように気を付けながら、遊んで下さい。
・「ちょちちょちあわわ」
・「ちゅっちゅっこっこ とまれ」
(*「ちゅっちゅっこっこ」の、こちらのリンク動画では、お手玉を使っていますが、何も使わずに、赤ちゃんの手のひらを大人の人差し指で、ツンツンしてあげるだけの遊び方もあります。)
5.お座りが安定する頃から
お座りが安定する頃には、赤ちゃんも両手を自由に動かしやすくなります。少しずつ大人の真似もするようになるので、一緒に遊べるようになってきます。
また、シンプルで繰り返しの歌と動きが、赤ちゃんには面白いものです。
・「むすんでひらいて」
・「いとまき」
6.ハイハイやつかまり立ちの頃から
自分で動ける範囲が広がる頃です。この頃になると、色々な物への好奇心も増します。身近な物が出てくる、簡単なストーリー性のある手遊び歌も試してみましょう。
・「やさいのうた」
・「げんこつ山のたぬきさん」
最後に
手遊び歌に決まりはありません。歌も遊び方も、オリジナルで変化させて構いませんし、赤ちゃんの様子に合わせて、短くしたり長くしたりと、自由に遊んで下さい。
おすすめの時期も、あくまでも目安です。遊び方次第で、もっと早い時期からでも、大きくなってからでも、十分に楽しめます。
他にも、手遊び歌は沢山あります。親子でお気に入りを見つけられると良いですね。なお、ここでご紹介した中には、厳密に言うと手遊びではなく、ふれあい遊びやわらべうたに分類されるものもあります。
しかし、道具を使わずに赤ちゃんと楽しめて、おすすめという点を踏まえて、広い意味での手遊び歌として取り上げました。