
お宮参りってお金はいくらかかるの?初穂料やレンタル代など疑問を解決!
3歳と4歳の娘二人に振り回される日々を送るママライターです。
10ヵ月大切にお腹の中で育てた赤ちゃんが外の世界に出て、いよいよ外出も少しずつですが出来るようになってくる頃にやってくる一大行事「お宮参り」。
私が子供の頃は田舎で育ったせいか実家に祖父母が同居していたので、たぶんそういった昔から続く行事も祖父母が色々面倒を見てくれていたのだと思います。
しかし、今は核家族化が進み中々気軽に相談できる人がいなくて困ることも沢山ありますよね。
今回はその内の一つ、お宮参りにスポットを当てて調べてみました。
お宮参りって
お宮参りは赤ちゃんの誕生を祝い、健康と長寿をお祈りする行事です。
時期としては生後一か月頃の都合の良い日に神社に参拝します。
正式には男の子は生後31日、女の子は生後32日とする場合が多いようですが、赤ちゃんとお母さんのことを考えて天候がよく体調がよい日を選ぶといいのではないでしょうか。
お宮参りはその土地の神様に赤ちゃんが生まれたことを報告し、これからの成長を見守っていただけるようにお祈りする日です。そのため、わざわざ遠くの神社まで行く必要はなく地元の氏神様にお参りしましょう。
お宮参りの服装は?
お宮参りで困るものの一つに服装がありますよね。季節によっても異なりますが、きちんとした祝着であれば男の子は「のし目模様」女の子は「友禅模様」などになります。
正式には母方の実家が送ります。しかし、祝着も決して安いものではありませんので、今はレンタルなどを利用するのも一つの手です。またデパートや赤ちゃん用品の店でもセットで売っています。
ちなみに友禅の祝着を購入した場合、女の子用の着物は2万円~。高いものでは14万円もします。男の子用の友禅の祝着はこちらも2万円~15万円です。これだけでも結構かかりますよね。
しかし、驚くのはまだ早いです。これはインターネットの直販価格です。
全く同じものをデパートで購入した場合、女の子用は9万円~40万円。男の子用は8万円~40万円。この他にフードやお守りなどの一般的な小物フルセットをつけると男女共に9000円~42000円ほどかかります。
赤ちゃん用品店舗で売っている祝着でもだいたい女の子用で2万円~8万円。男の子用で3万円~5万円です。
今は両親と赤ちゃん、兄弟姉妹だけでお参りすることも多くなっていますので、そこまで形式にとらわれる必要はないと思いますが、一応正式にはこのような服装があります。
また最近はベビードレスも豊富にありますので退院の時に使ったベビードレスがあればそれを活用してもいいでしょう。
ベビードレスであれば1万円くらいから売っていますし、ちょっとしたお出かけにも使えるようなものを選べば無駄になりません。
両親の服装は正式には留袖などですが、着物を持っている人も少ないでしょうし、着慣れないものでは疲れてしまいますので、正装にこだわりすぎず両親の服装があっていれば、お父さんはスーツ、お母さんはワンピースやスーツで良いでしょう。
何にしてもお母さんと赤ちゃんの体調を優先して考えましょう。
お宮参りの初穂料ってどうすればいいの?
聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?お宮参りに行った際、神社に祈祷料としてお渡しするお金のことを初穂料といいます。
元々「初穂」というのはその年初めて収穫されたお米のことです。神前にお供えし、収穫と豊作を神様に感謝する習慣です。
しかし、初穂はいつでも手に入るものではなく、またお米を作っていないと手に入りにくいものでもありますよね。そのため、初穂の代わりに「お金」が神様にお供えされるようになりました。
初穂料のお渡しについて
では次に初穂料のお渡しのやり方についてです。
まず、のし袋は「花結び」を使用します。パッと見た感じだと「蝶結び」に見えます。
表には上の段に「御初穂料」または「初穂料」下の段には赤ちゃんの名前をフルネームでボールペンでも良いのですが、できれば筆ペンで記入しましょう。赤ちゃんの名前が読みにくい場合は振り仮名をつけましょう。
中袋には表に包んだお金の金額を記入し、裏面には御祈祷をうける赤ちゃんの住所と名前をフルネームで記入します。
中袋の準備ができたら、外包で包むのですがこの時に気を付けてほしいのは堤の裏側です。先に上を折り、次に下側を折ります。下側が上に重なるようにして水引を定位置につけます。
初穂料の金額については相場としては1万円~ですが、神社によっては金額が決まっているところもありますので、お参りする神社が決まったら確認してくださいね。
いつ渡せばいいの?
初穂料も服装も用意していざお宮参り。初穂料っていつ渡せばいいの?と戸惑ってしまう人も多いのでは?
初穂料は神社で御祈祷の受付をした時に社務所や受付にいる方に申込書と一緒にお渡ししてください。申込書はその神社によってあるところとないところがありますので、心配な人は事前に神社へ確認しておくと安心です。
御祈祷の流れについてはその時に神社の方が説明してくれますのでその通りにすれば大丈夫です。
お宮参りについて少しは悩みが解消されましたでしょうか?最後に祝着をレンタルした場合の金額を調べてみましたのでこちらも参考にしてみてください。
インターネットレンタル
男の子は約3,000円~約7,500円、女の子は約3,000円~約7,500円です。
レンタルの流れはホームページ内で説明されていますが、メリットとしては安く使えること、デメリットとしては利用したい日に人気の祝着が予約できない可能性があることです。
それでも利用日の2日前に届き返却は利用日または翌日に郵便局から返せるので便利ですね。お母さんの着物もレンタルできます。
写真スタジオのセットレンタル
最近多くなっているのが、写真スタジオでお宮参り当日に着物を貸し出してくれるサービスです。こちらは我が家でも利用したことがある「スタジオ アリス」を参考にさせていただきました。
スタジオ アリス
こちらはお宮参りの着物自体はただでレンタルができるのですが、写真撮影とセットなので他に撮影料と写真購入代金がかかります。事前の予約が必要になりますので、利用する場合早めの予約が必要です。
また料金は購入する写真の枚数やサイズ、キャンペーンなどによって変わりますので近くの店舗で確認してください。
最後に
いかがでしたか?赤ちゃんの健やかな成長と長寿を氏神様にご祈祷する一生に一度の行事です。大切な赤ちゃんと共に良い日にしてくださいね。