
子連れで旅行する時に気をつける7つのポイント
子どもと一緒のお出かけは、心配事がたくさん。でも、家族でお出かけするのはいい思い出になり、子どもにもいい刺激を与えます。
そこで、子連れで旅行するときのポイントをまとめてみました。
①行き先
子どもが小さいうちは、近場の旅行が安心です。公共交通機関だと2時間程度、自家用車なら休憩をはさんで3~4時間程度までにしたいものです。
海外旅行は、1歳未満だと大変そうです。ただ、2歳未満だと飛行機の料金がかなり安くなるので、1歳代がチャンスかもしれません。
②時期
赤ちゃんのうちは、真夏や真冬、混雑する時期は避けましょう。
空調が効いているようでも、移動や乗換や休憩の際に急激な気温差にさらされて、体調を崩しやすくなります。
③移動手段
近場であれば、自家用車が楽です。荷物も多くなりがちですし、休憩も子どもの調子に合わせて取れます。
周囲の人への遠慮もいりませんね。公共交通機関を利用する場合には、必ず指定席を取りましょう。
新幹線なら、多目的室が近い席を取っておくと安心です。ただし、多目的室は体が不自由な方が優先なので、利用できないこともあります。
授乳ケープなどもあるといいでしょう。飛行機だと、事前に子ども連れであることを相談していると、お世話がしやすい席を案内してくれたり備品を貸し出したりしてくれる会社もあるので、問い合わせてみましょう。
④持ち物
「いるかもしれないと思ったものはできるだけ持っていく」のが原則です。特に注意したいのは、直接肌に触れる物です。
大人であればシャンプーなどは宿の備え付けの物やトラベルパックの物を使うことも多いかと思いますが、赤ちゃんの場合はできれば普段使っている石けんを持って行ってあげたいものです。
移動で疲れていると、肌も敏感になり荒れやすくなります。また、おもちゃも忘れないように持っていきましょう。
⑤宿
6か月までは和室がいいですが、それ以降のハイハイをするようになった赤ちゃんだと洋室の方が却って安心です。
和室には、赤ちゃんの手の届く範囲に興味を引くものがたくさんあります。「デラックスツイン」などのお部屋を探し、広めのベッドで添い寝ができるといいですね。
もう少し大きくなり、聞き分けができるようになった子なら、和室でも大丈夫です。
ミキハウス総研という機関がまとめている「ウェルカムベビーの宿」という認証制度があります。
ホテルの中にキッズスペースがあったり、備品の貸し出しがあったりと、子ども連れに嬉しいお宿が認証を受けているので、一度ホームページを見てみると宿選びの参考になります。
⑥周囲の人への配慮
特に公共交通機関を利用する場合は、周囲の人への配慮が大切になります。できれば隣の人などには乗り合わせて早めに、「騒いでご迷惑をおかけするかもしれません」と挨拶しておいたほうがいいでしょう。
不思議なもので、先にそうやって一言挨拶があると、少し声を出しても「大丈夫ですよ」「大変ですね」と優しく見守ってくれる方が多いです。
年配の方だと小さい子どもを見て却って喜んでくれることもあります。「子どもが騒ぐのは仕方ない。問題は親の態度だ」と考えている人が多いようです。
親次第で子どもへの印象が変わるとしたら、気を付けておきたいですね。
⑦下調べ
携帯やスマホで検索したり地図を見たりできて、便利な時代になりましたが、やはり初めて行く所なら、大きい地図などで事前に見ておきたいものです。
特にチェックしておきたいのは、行き先近くの小児科です。何かあった時にも安心です。また、観光地だと生活感を隠しており、ドラッグストアやベビー用品店が見つかりにくいことも。
子ども用品を急きょ買い足したいこともあるかもしれないので、これも事前に探しておきたいですね。
最後に
いかがでしたか?子連れの旅行で気を付けたいことをまとめてみました。子どもの体調や様子にいつも以上に気を配り、ゆとりあるプランで楽しみましょう。