
意外と知らない女の子のための七五三の常識&マナー!
七五三は、子どもの成長を祝う節目の大事な行事です。よく聞くけれど、実際どのようなことをするのか、どういう準備がいるのか等わからないことも意外とありますよね。
そこで、知っているようで知らない七五三についてまとめてみました。
いつお祝いするの?
七五三は、主に11月15日に行われる行事です。しかし、神社も込み合うので、ピークをずらして参拝する人も多いようです。
北海道や東北などの地方では、この頃になるとかなり寒いので、10月上旬にお祝いしてしまうという人も。都合や体調に合わせて、無理のないように参拝したいですね。
現在は、女の子は満三歳と満七歳にお祝いするのが一般的です。昔は数え年でお祝いしており、地域や家庭によっては今でも数え年にしている所も少なくないので、周囲の人に確認しましょう。
衣装
最近はレンタル衣装を利用することが多くなっています。
購入する場合は、その後も使えるようなワンピースなどの洋服にする人が多く、七五三のために和服を購入する人は少なくなっています。
伝統的には、3歳の時はお宮参りで使った祝い着を仕立て直した着物を着せていたようです。「大きくなったなぁ」という喜びを噛みしめられそうですね。
7歳になると本格的な着物を着て、お姉さんらしい装いになります。
写真撮影
11月近くになると写真館が込み合います。前撮りキャンペーンをしている所も多いようです。
早いと4月~6月くらいから始めているところもあります。早い時期に撮影するメリットは、日焼けをしていないこと。
夏休み頃になると海やプールで遊んで、健康的に日焼けしてしまいがちですが、写真撮影にはあまり日焼けしていない方がいいようです。衣装レンタルとセットで申し込めると便利です。
早めの時期から資料請求をしておくといいですね。前撮りはドレスなど洋装で、参拝は和装でというふうに使い分けるのも人気のようです。
神社へ払うお金
祝詞をあげてもらう場合は、お礼のお金を包みます。込み合うことが多いので事前に申し込み、その時に金額について確認してもいいようです。
特に決まりがなければ、3千円~1万円くらいで用意します。
神社選びは、氏神様や、お宮参りをした所や行きやすいところなど、それぞれの考えで選べばいいようです。
慣れない着物姿で長距離移動するのは子どもにとって負担になるので、できるだけ近場がいいかもしれませんね。
ご祝儀について
祖父母など、ごく近い間柄でなければ必要ありませんが、贈る場合は希望を聞いておもちゃや絵本など負担にならないものがいいでしょう。
お金を贈る場合の金額の目安は、親しい間柄の身内で5千円〜2万円、友人や知人なら3〜5千円が目安とされています。
お返しも本来必要ありませんが、写真にお礼の手紙を添えて送ると喜ばれます。近くであれば、お参りの後に食事に招待するのもいいですね。
親の装い
あくまでも子どもが主役なので、上品で落ち着きのある装いでお参りをしたいものです。
正式にはお母さんは留袖を着ていたようですが、和服なら訪問着や小紋、洋服ならスーツやワンピースがいいでしょう。
せっかくの機会なので和服で行きたいですが、あまり石段が多いと大変なので、お参りする予定の神社を事前に下見しておくと安心ですね。
お父さんはお母さんの衣装に合わせてスーツを着ます。
その他気を付けること
足袋や草履は履きなれていない子が多いかと思います。足が痛くなって、機嫌が悪くなってしまう子も。できれば事前に足袋や草履で歩く練習をしておくといいですね。
いかがでしたか?女の子の七五三についてまとめてみました。大切な節目の行事なので、事前によく調べて当日を迎えたいですね。