
保存版!お食い初めのやり方(計算/順番)を分かりやすく解説
お子さんが生まれると、色々なイベントがありますよね。
特に初めてのお子さんだと、色々とやってあげたい!と思う反面、子育てに追われてなかなか準備が出来ないなんて事もあるかもしれません。
そこで、たくさんあるイベントの1つであるお食い初めについて、やり方や計算方法などを分かりやすく解説したいと思います。
「お食い初め」とは?
お食い初めとは、生まれてきた赤ちゃんが一生食べ物に困らないようにと願ってお祝いする儀式です。
他には「箸揃え」「箸初め」などと呼ばれています。だいたい生後100日~120日の間にお祝いするのが一般的です。なぜかと言うと、生後100日を過ぎた頃というのは離乳食を始める時期でもあります。
中には歯が生え始める赤ちゃんもいるので、この時期が良いとされているようです。
しかし、100日を過ぎたからと言って焦る必要はありません。「食いのばし」と言って、儀式を先延ばしにすると赤ちゃんが長生き出来るという言い伝えもあります。
ですから、赤ちゃんの体調が良く、お母さんも気持ちに余裕がある時にお祝いしてあげるといいと思います。
生後100日の計算方法
お食い初めの場合、生後100日目と言うのは生まれた日を1日目として、そこから100日を数えていきます。
お食い初めで準備するもの
①食器
基本は漆器や素焼きの物を使用します。男の子は全部が朱色のもの、女の子は内側が朱色で外側が黒色のものと決まっているようです。
しかし最近ではこのような食器を使わず、離乳食の食器を使用するという方もいらっしゃるようです。
②祝い箸
柳で作られた両端が細くなっているお箸の事です。お正月にもよく見かけますよね。
③歯固め石
丈夫な歯が生えますようにと願いを込める儀式で使用します。数は2、3個準備します。お宮参りで神社に行った時に境内から借りて帰り、お食い初めが終わったら返しに行くというのが一般的なようです。
他には近くの河原から拾ってくる、通販で購入する、碁石を使うという方法があります。使用する時には、綺麗に洗ってから使用しましょう。
④お食い初めの料理
基本は赤飯・鯛(尾頭付き)・汁物・煮物・香の物(酢の物)の5品となっています。
お食い初めのやり方(順番)
お食い初めでは赤ちゃんに食べさせる真似をしますが、その役割は最年長者が良いとされています。そして男の子なら男性が、女の子なら女性が行います。
食べさせる順序の基本は、①ご飯②お汁③ご飯④魚⑤ご飯⑥お汁となります。こちらの①~⑥を3回繰り返します。
その後に歯固めの儀式を行います。準備した小石を赤ちゃんに噛ませます。地域によっては、直接石を噛ませず、箸で石を触れた後に赤ちゃんの口に触れるというやり方をする所もあるようです。
お食い初めのメニューをたくさん用意した方は①~⑥の後に、⑦ご飯⑧煮物⑨ご飯⑩お汁⑪ご飯⑫酢の物⑬ご飯⑭お汁⑮ご飯⑯歯固め石⑰ご飯⑱お汁と続けましょう。
お食い初めで準備するものや順番が分かれば、スムーズに進められると思います。最近では正式なやり方ではなく、簡単に済ませるご家庭も増えているようです。
それぞれの家庭に合ったスタイルを見つけて、しっかりとお子さんの成長をお祝いしてあげてくださいね。