
今からでも遅くはない!子供の視力回復のためにできる4つのこと
突然ですが、みなさんの視力はどれくらいですか?私は日々の生活に眼鏡かコンタクトがないと娘の顔もよく見えないほど視力が低いのです。
もうかれこれ20年ほど眼鏡を手放せない生活を送っていますが、視力が低いと何かと不便なことが多いものです。
コンタクトは煩わしさは無いもののワンデイ以外は日常的にお手入れをかかすことはできませんし、眼病の心配もしなくてはなりません。
眼鏡はラーメンを食べるときに曇りますし、スポーツをする時や海へ行ったとき、ライブに行ったときなど視力が良ければどんなにいいか…とふと考えます。
近年では近視の子供は年々増えていて中学生では裸眼視力が1.0未満の子供は全体の5割弱もいるそうです。
30年ほど前には3割程度だったようですから、ここ30年で急激に子供の視力が落ちていることになります。
眼科にいくと大体は眼鏡を処方されておしまいになってしまいがちですが、どうにかして子供の視力を回復させてあげられないものでしょうか?
そこで今回は子供の視力低下と回復のためにできることを調べてみました。
子供の視力低下原因は?
近年子供の視力が低下している原因として子供を取り巻く生活環境が変化していることがあげられます。
うちの娘たちもそうですが、WiiやDSなどゲームに興味を持ち始めたり、スマホ、タブレットなど身近に小さな画面やディスプレイを見ながら操作するものがあふれています。
そして熱中すると飽きるまで画面を見続けていたり……こういった環境が近視の子供を増やしていると考えられます。
子供は視力も発達中です
ところで、産まれたばかりの赤ちゃんは光が明るいか暗いかということがわかる程度で周りはほとんど見えていないというのを聞いたことはありませんか?
その頃の赤ちゃんは視力が未発達なためものの形などはわかっていません。
子供の視力は1歳くらいでおよそ0.3程度、5~6歳の頃にようやく1.0程度にまで発達すると言われています。子供の成長と共に視力も発達していくのですね。
子供の視力を回復するには早期発見・早期対策が必要です
他の病気などでもよく言われることですが、子供の視力回復にも早期発見・早期対策をとることが大切です。
子供の近視というのは進行が早く、早期に対策を始めると視力の回復も早いのが特徴です。
そのため、学校などの視力検査で去年までは何ともなかったのに今年は急に視力が落ちているなどということもあります。
しかしこの視力の低下というのは痛みもなければ熱も出ない、出血もしないので子供にはわかりません。ではどうやって早期発見したらいいのでしょうか?
そこで家庭でも早期発見のきっかけになる確認の仕方がありますので参考にしていただければと思います。
- よく転ぶ、物にぶつかる
- テレビを近くで見たがる
- 目を細めて見ようとする
- 目が痛いと言ったり頭痛を訴える
- 顔を左右に動かしたり、目を見開いたりする
私も裸眼の時によくやってしまうことですが、視力が低い人というのはよく目を細めて見ます。
そして近視だと遠くのものが良く見えないので自分が良く見えるくらいまで近づいてみようとします。
子供がこういったことをしていたら要注意です。
子供の視力を回復するためにできる4つのこと
それでは子供の視力の低下を防ぎ、回復してあげるためにできることは何でしょうか?
1.テレビやゲームはルールを決めて休憩させましょう
テレビやゲームなど長時間画面を見続けていると発達途中の子供の目は疲れてしまいます。
昔は「ゲームは一日一時間」とよく言われたものです。
この一時間という時間には特に根拠はありませんが、テレビやゲームの時間を「○時間までね」というように家庭の中でルールを作り目を休ませるために休憩時間を設けましょう。
2.暗いところでものを見ないようにしましょう
暗いところで本を読んだりものを見ようとするとどうしても目を凝らしてみてしまいます。そのため必要以上に目に負担がかかってしまい視力低下につながります。ものを見るときは部屋の明るさに気を付けてあげましょう。
3.姿勢に気を付けてあげましょう
私も姿勢がいい方ではないのですが、姿勢が悪く常にものを近くで見ていると目の周りの筋肉が酷使されてしまいます。
よく、近くのものをしばらく見た後に急に遠くを見ると目のピントが合わずにぼんやりしてしまうことはありませんか?
近くでものを見続けるということは常にピントが近い距離であってしまいますので、遠くにピントを合わせにくくなります。
姿勢を正しくすると本やノートとの距離が適度に保たれますので、姿勢をよくするように気を付けてあげましょう。
4.親子で簡単目のストレッチ
目のストレッチをして目の疲れを取りましょう。視力回復の専門家の方のブログにテレビでも紹介された簡単な方法がのっていたので紹介しますね。
①.目をギュッと閉じ、次にパッと開きながら左の方を3~5秒見る。
②.同じようにギュッと閉じ目をパッと開きながら右の方を3~5秒見る。
③.同じように目を閉じ開きながら下の方を3~5秒見る。
④.もう一度目を閉じパッと開きながら上の方を3~5秒見る。
このストレッチを1分間繰り返し行います。直ぐに効果が実感できる人もいるようですがあくまでも一時的なものなので継続してやることが大切だそうです。
最後に
いかがでしょうか?子供の視力を回復するためにできることを紹介しましたが、近視や遠視、乱視などわからないことは眼科の専門医に相談することをオススメします。
その際にできれば眼鏡をかけ続けなくていいように視力を回復してあげたい旨を相談するといいかもしれませんね。