
赤ちゃんのしゃっくりが止まらない時の対処法5つ
赤ちゃんって何だかしょっちゅうしゃっくりをしていませんか?
多いと一日に何回もしていることもあって、たかがしゃっくりといえど回数が多いと心配になってしまいますよね。
大人でもしゃっくりが続くと苦しかったりするので、赤ちゃんも苦しくないのかということも気になります。
そこで今回はしゃっくりがでた時の対処法をご紹介したいと思います。
しゃっくりは何故でるの?
そもそもしゃっくりというのは横隔膜がけいれんして起きます。
赤ちゃんの場合、横隔膜がまだ成長途中であるため少しの刺激でしゃっくりがでてしまうのです。
しゃっくりは生後1歳未満の赤ちゃんの正常な発達の一部として起こります。
しゃっくりがでる原因は大きく分けて二つあります。
- ミルクを急に飲むことで、胃や食道の動きが活発になりその刺激でしゃっくりが出る
- おしっこやうんちでおむつが濡れることによる体温の変化でしゃっくりが出る
こんな些細なことでしゃっくりが出てしまうのならば、一日に何度も出ているのも納得ですね。
赤ちゃんのしゃっくりは、実はそんなに苦しくはないのだそうです。
ほっておいても問題はなく、自然に治まります。
しゃっくりの簡単な止め方
自然に治まるとはいえ、親心としては早くとめてあげたいものですよね。しゃっくりがでたら以下のことを試してみましょう。
母乳、ミルクを飲ませる
しゃっくりを止める方法の中で一番効果がある方法と言われています。
白湯や湯冷ましでも効果は同じです。白湯などは体温もあがりますからいいでしょう。
体をあたためてあげる
暑い夏などには注意が必要ですが、38度くらいに温めたお湯でタオルを濡らして絞ったものを横隔膜があるみぞおちあたりに置いて温めましょう。
暑い時期にやるのでしたら、冷房の効いた部屋で行うなど体温が上がり過ぎない工夫が必要です。
授乳後にしゃっくりがでたらげっぷをさせる
ミルクを飲んだ後にしゃっくりがでて、止めようとミルクや母乳を飲ませようとしてもお腹いっぱいで飲まない、なんてこともあります。
そんな時はげっぷをさせてあげると治まることが多いです。
自分の肩に赤ちゃんの顔を乗せて縦抱きにし、背中を優しくトントン叩くかさするようにしましょう。
おむつを替える
オムツが濡れることで体温に変化が起こりしゃっくりがでます。
濡れたままのオムツだと体温が下がるので、新しいおむつに替えてあげましょう。
赤ちゃんもすっきりして気持ちが良くなりますから、なおのこと効果的です。
うつぶせにする
うつぶせにすると首を一生懸命持ち上げようとして止まります。
まだ寝返り出来ない赤ちゃんのうつぶせ練習にもいいですね。いつもと違う体勢にびっくりして止まったりすることもあります。
もちろん低月齢の場合は窒息に充分注意してください。絶対に目を離さないようにしましょう。
最後に
赤ちゃんのしゃっくりを止める方法を5つ紹介しましたがいかがでしたか?
赤ちゃんのしゃっくりは特に心配することはなく、無理に止めさせる必要はありません。しかし苦しくないと言われても、見ていてると早く止めてあげたくなりますよね。
効果に個人差はありますが、色々と試してみてください。