
小さい体が40度!?赤ちゃんに触れるだけで熱いとわかるほど高熱を出した時の4つの応急処置
赤ちゃんはお母さんの体から貰った免疫が切れる6ヶ月頃から急に熱をだしてしまう事が出てきます。
しかも熱は39度や40度という高熱を出すことがあり、触るだけで「熱い!」と感じるほどで人間の体がこんなに熱くなるのかとびっくりします。
小さい赤ちゃんがそんな高熱で苦しんでいると、お父さんやお母さんは不安でたまらないですよね。
そうは言っても小児科をすぐに受診出来るとも限りませんし、受診するまでの間少しでも楽にしてあげたいと思うのが親心です。
そこで、赤ちゃんが急に高熱を出した時の応急処置を5つご紹介します。いざという時の為に覚えておきたいポイントばかりなので、是非参考にしてみて下さいね。
冷やす
代表的な一つ目のポイントは「冷やす」事です。ただし、赤ちゃんの手足を触ってみて冷たかったらまだ熱が上がり切っていない証拠ですので、この時期に冷やしても熱が下がる効果はあまり望めません。
熱が上がり切っていない=まだウイルスを体の中で倒している途中と言う事なので冷やすタイミングには注意が必要です。
この時期にむやみやたらと解熱剤を使って熱を下げてしまう事はあまりお勧め出来ません。一方で赤ちゃんの顔が紅潮し、手足も熱くなってきたら冷やすタイミングです。
この時、よくあるおでこを冷やす方法では熱を下げる効果は期待出来ないので要注意!
大きな血管が通っている部分を冷やしてあげると効率良く熱を下げる事が出来るので、首の両側、脇の下、鼠径部(足の付け根の部分)を冷やしてあげましょう。
ただし、赤ちゃんが嫌がるのに無理して冷やす必要はありませんので、様子を見ながらケアしてあげて下さいね。
水分補給
次のポイントは水分補給です。
少し口に含ませる位で良いので起きた時には必ずあげるようにしましょう。
我が家の5人目の赤ちゃんは熱が出ると絶対に何も飲みたがらなくなり、上手く飲ませられないままいたら、熱はどんどん上がるし、さらにおしっこも出なくなり、軽い脱水症状になってしまった事がありました。
少しずつ水分が摂れる様になったら…なんとみるみるうちに熱が下がってあっという間に元気になりました。脱水症状は本当に怖いので、皆さんも赤ちゃんの水分補給には気を遣ってあげてくださいね。
体温調節をサポート
3つ目のポイントは体温調節をサポートしてあげる事です。
1つ目のポイントでも説明しましたが、赤ちゃんの様子を見て 顔色が悪かったり手足が冷たかったら布団を一枚増やしたり、もしくは着る物を増やしてあげて下さい。
逆に顔が赤くなっていたり、手足も十分に熱くなっていて汗をかいている場合などは 衣服を一枚脱がしてあげたり、こまめに着替えさせてあげましょう。
これにより赤ちゃんの体温調節が上手く出来る様になります。熱がこもり過ぎたりするのも防げますよ。
部屋の換気
4つ目は部屋の換気をしてあげる事。
寒い時期は特に窓を開けて空気を入れ替えると部屋の温度が下がってしまうという理由から換気をあまりしない方もいるようですが、部屋の中に蔓延するウイルスを外に出す為にも換気は大切な事です。
1時間~2時間に5分程度でも良いので換気をするようにすると、家庭内感染も防げるし赤ちゃんの回復の為にも効果的です。
まとめ
さて、赤ちゃんが急に高熱を出した時の応急処置を4つご紹介しましたが、いかがでしたか?
これらの方法は基本的に赤ちゃんが熱を出した時にいつでも使える方法です。
ただ、いくら発熱が悪いことでは無いと言っても、赤ちゃんの意識がもうろうとしてきてしまったり、40度以上の高熱が2日以上続く場合、おしっこが出なくなった場合は危険な場合もあるので、急いで受診する様にして下さいね。
逆に熱があっても赤ちゃんが普段とそれほど変わらず過ごせているのであれば、お家で様子を見ていても大丈夫な事も多いですよ。
発熱についてはこちらの記事もオススメです。
【これで安心】赤ちゃんが40度近い高熱を急に出した時の応急処置3つ