
妊娠各月における胎児の体重、大きさなどの成長の一覧
妊娠中に気がかりなことと言えば、やっぱりお腹の赤ちゃんの事ですよね。定期的に健診に行っていても、何かと気になるお母さんも多いのではないでしょうか。そこで、胎児の大きさや成長の様子を一覧で紹介していきます。
妊娠2ヶ月
妊娠7週目で体重約4g、約1.2cm。
この頃には少しずつ人の形へと変化し始めます。お母さんの体の変化としては、月経が止まるとか、早い方でつわりが始まるなどがあります。お腹が張るとかだるいなどの症状が出る事もあります。
基礎体温は高温期が続くので熱っぽく感じるとか、風邪かな?と思う方もいるでしょう。
妊娠3ヶ月
妊娠11週目で体重約30g、約4.7cm。
赤ちゃんはとても小さいですが、頭・胴・足とだんだん区別できるようになってきます。この頃から赤ちゃんは「胎児」と呼ばれるようになります。
つわりがピークになる人が多い時期です。
妊娠4ヶ月
妊娠15週目で体重約100g、約16cm。
この頃にはようやく胎盤が完成して大きくなる準備が整うので、ものすごいスピードで成長していく時期となります。
3ヶ月の頃と比べると3倍以上も大きくなるから驚きです。この時期にはつわりがおさまって来る人が多く、少しお腹の膨らみに気づく方もいるでしょう。
妊娠5ヶ月
妊娠19週目で体重約250g、約25cm。
この頃の赤ちゃんは、体に少しずつ脂肪がついて赤ちゃんらしくなってきます。腎臓や膀胱などの内蔵が完成してくる時期なので、おしっこをする事もあります。
指しゃぶりをし始める子もいます。生まれてからの練習をこの頃からしているんですね。
お母さんの中には、赤ちゃんの動きを感じる人もいるでしょう。
妊娠6ヶ月
妊娠23週目で体重約700g、約30cm。
この頃の赤ちゃんは、だんだん毛がふさふさしてきて人間らしくなってきます。とても楽しみにされているお母さんも多いと思いますが、この頃には性別が分かるようになります。
健診の際、エコーの見え方によっては分からない事もありますが、これは運次第なので、赤ちゃんが教えてくれるまで楽しみに待ちましょう。
妊娠7ヶ月
妊娠27週目で体重約1200g、約38cm。
この頃の赤ちゃんは味が分かる、耳が聞こえる、昼と夜の区別がつくように明るさを感じるなど、ますます人間らしくなってきます。
お母さんの声も聞こえているかもしれませんね。さらに、自分で自由に動けるように運動能力も発達していきます。
妊娠8ヶ月
妊娠31周目で体重約1500g、約40cm。
妊娠8ヶ月からは妊娠後期と呼ばれます。この頃には順番に作られていた臓器もほとんどすべて完成します。脳が発達してくるので、頭が大きくなってくるのもこの時期です。
少しずつ頭が下に落ち着いてくる時期とも言えます。
この時期に逆子だと心配するお母さんもいらっしゃるかもしれませんが、まだ頭が下に来る事も十分にあるので気楽に構えましょう。
妊娠9ヶ月
妊娠35週目で体重約2300g、約46cm。
この頃になるともう産まれてもいいくらいに成長しています。出産へ向けて赤ちゃんも準備しているんですよね。
表情がとても豊かになります。運が良ければ、エコーで笑った姿や指しゃぶりの姿が見られる事もあります。
妊娠10ヶ月
妊娠40週目で体重約3000g、約50cm。
37週に入ると、いつ出産してもいい時期になるので、いつ陣痛が来ても慌てないようにしておきたいですよね。
赤ちゃんもお母さんに会いたい一心で準備を始めます。少しずつ下に降りて来て骨盤に頭がはまるようになってきます。
この頃には胎動は減ってくると言われています。
最後に
10ヶ月間成長をしてきた赤ちゃんにいよいよ会えると思うと、嬉しい気持ちでいっぱいだと思います。
その一方で出産への不安や緊張もあるでしょう。ですが、赤ちゃんはお母さんに会うために頑張っています。
赤ちゃんとの楽しい生活を思い浮かべながら、なるべくリラックスして出産を迎えましょう。