
赤ちゃんの人見知りはいつからいつまで?パパに人見知りしたときは?
ある日突然始まる人見知り。今まで平気だったのに、外で知らない人に話しかけられたり顔を覗き込まれたりすると火が付いたように泣き出してしまうこともあり、お母さんは焦ってしまいますよね。
程度は違いますが、多かれ少なかれほとんどの赤ちゃんがする人見知り、一体いつ頃から始まりいつ頃終わるのでしょうか?
また人見知りが始まった時の対処法をお話ししたいと思います。
人見知りとは?
赤ちゃんがお母さんや、家族以外の人を見ると泣き出してしまったり逃げてしまったりすることを言います。
これは生後6~12か月の間に起こることが多く、ハイハイや後追いが始まる時期に重なります。
人見知りとは赤ちゃんが、親が特別な存在であると認識し、いつも一緒にいるお母さんや家族と他者の区別がつくようになることで起こるので、いわば成長の証なのです。
人見知りは長くても2歳までにはおさまります。
人見知りが始まったら
可愛がってくれようと近づいてくる人に対してもぎゃーぎゃー泣くので、親からするとなんだか泣かれている人に申し訳なく感じることもありますが、この時期はどうしても仕方がないことなのでどっしり構えましょう。
ただし「この子今人見知りなんです」と一言フォローしておきましょう。赤ちゃんは理由なく泣いているのではありません。「この人は誰なんだろう」と観察しているのです。
顔を見ただけ、目があっただけで泣いてしまうタイプの子は少し難しいかもしれませんが、相手をじっと観察したり、何だか警戒しているといった人見知りのタイプでしたら次のことが人見知りに有効になることがあります。
まず、お母さんが抱っこした状態で相手に近づきます。それで泣かないようであれば軽くタッチしたり触れてみたりしてください。
赤ちゃんの緊張と不安をといてあげると相手に慣れやすいです。しかし少し慣れたかな、というところでいきなり抱っこしたりすると「この人やっぱり怖い!!」となって泣いてしまったりするので注意が必要です。
もう一点、有効なのは赤ちゃんと同じくらいの月齢の子が集まる場所に行くことです。日中赤ちゃんとお母さんの二人だと、やはり人見知りしやすいので育児支援施設などを訪れてみるといいでしょう。
パパ見知りってご存知ですか?
いつも一緒にいるはずのお父さんに対しても人見知りのような状態になることをいいます。
お世話をしてくれてもぎゃーっと泣いたりするので、お父さんにとってはショックといえるでしょう。お母さんも育児の負担が全て自分にくるので大変な時期かもしれません。
お父さんと話し合い、少し家事を分担するなどしてもらいましょう。
ただし、これだけはお父さんにも理解していてほしいのは「お父さんがダメ」なのではないということです。お父さんがダメなのではなく、「お母さんがいい」というだけのことなのです。
お母さんはお父さんよりいつも一緒にいるので、仕方のないことなのです。
時間がたてば解決することなので、お父さんはどうか気を落とさずそういう時期なんだと割り切ってあげてください。
泣かれてしまうとどうしていいかわからなくなってしまいますが、泣かれるのが嫌で全く近づかないなんてことにはならないように、赤ちゃんの様子を見ながらコミュニケーションをはかっていってくださいね。
最後に
人見知りは無理に改善しようとしなくてもいつかは自然となおるものです。
もし外で知らない人に話しかけられて泣いてしまったり嫌がるそぶりを見せたりしたとき、「愛想のない子だ」と思われることもあるかもしれません。
そんな時は親が一言暖かい気持ちでフォローしてあげましょう。
人見知りは親からすると「早く終わってくれないかな」と思ってしまいますが、赤ちゃんがお母さんを大好きな証拠でもあります。
リラックスして気負わずこの時期を過ごしましょう。