
出っ歯になる!?おしゃぶりを使うとき気をつけたい4つのこと
育児の便利道具の一つであるおしゃぶりですが、最近では色々なデザインがでていておしゃれなものも多いですよね。
しかしおしゃぶりには賛否両論があります。その原因の一つとして挙げられているのが「おしゃぶりを使っていると出っ歯になる」という説があります。
それは本当なのでしょうか?では、使用するときの注意は?
今回は気になるおしゃぶりのメリットやデメリット、使用する際の注意点などを調べてみました。
おしゃぶりを使用するメリット、デメリットとは
まず、おしゃぶりを使用するのは何故でしょう?挙げられるメリットとしては
- 寝つきがよくなる。寝ぐずりしない。
- お母さんの育児ストレスが軽減される。
でしょうか。
おしゃぶりを使用すると、赤ちゃんにもよりますが寝つきがスムーズになったり、寝ぐずりが少なくなる、夜泣きに効果があるという傾向があります。
もちろん全ての赤ちゃんに当てはまることではありませんが、それによってお母さんの育児ストレスが軽減されるというのはとても意味のあることです。
しかし一方でデメリットとして
- おしゃぶりをしていると赤ちゃんの表情の変化がわかりにくい。
- おしゃぶりをしているとぐずることが少ない為、親子のコミュニケーションが減りがち。
などがあげられます。
最近では「おしゃぶりをさせておくと静かだから」と咥えさせていたり「見た目が赤ちゃんっぽくてかわいいから」と使用する親御さんがいるようですが、それはNGです。
確かに最近のおしゃぶりはデザイン性も高く可愛いものが多いですが、アクセサリーではないので、使わなくてもいい場合つけさせる必要は全くありません。
出っ歯になるって本当?
おしゃぶりをしていると出っ歯になるというのは本当です。ただし、必ずしもそうなるというわけではなく、いくつかの条件があります。
まず、長時間使用していること。そして使用している年齢です。歯が生えそろう2、3歳になっても使用している場合出っ歯になりやすい傾向があります。
1歳6か月検診などでも、注意されることもあります。
おしゃぶりを使う際に気をつけること
とは言っても、いくつかのことに気をつければおしゃぶりは育児の強い味方になります。
どんなことに気をつければいいのかは次の通りです。
①発語、言葉を覚え始める1歳をすぎたら常時使用はしないようにする
おしゃぶりをずっとしていると口を動かす機会が確実に減ります。どんどん言葉を覚えて発語していこうとする時期ですので、それを邪魔しないようにしましょう。
②2歳までにやめられるようにしましょう
歯が生えそろう前までにはなるべくやめさせましょう。2歳までならば出っ歯は改善されますが、2歳半~3歳以降も使用し続けていると出っ歯になりやすくなります。
③おしゃぶり中もコミュニケーションを大切に
おしゃぶりをしていると泣くことも少ないので、コミュニケーションが不足しがちです。声掛けをたくさん行い、赤ちゃんが何をして欲しいかなどキチンと理解、対応してあげましょう。
④4歳すぎても外れないようなら小児科に相談しましょう
だいたいは自然と外れるものですが、4歳すぎても外れないようなら情緒的な面も考慮して小児科医に相談しましょう。
最後に
おしゃぶりについてまとめてみましたがいかがでしたか?
ファッション性でつけることはよくありませんが、寝かしつけなどの時使用すれば育児の強い味方になりますよね。
長時間使いすぎないなどのことを守って赤ちゃんにとってもお母さんにとってもストレスがたまらないようにしましょう。
また、寝かしつけの際に使用したら、赤ちゃんがぐっすり寝たらおしゃぶりを外すことを忘れないようにしましょう。