
毎日1時間の格闘・・・子どもがお風呂を嫌がって入らない時に試す4つの方法
一日の疲れを癒すお風呂タイム。でも、お風呂嫌いの子どもと入るのは大変で、余計疲れてしまいますよね。
月齢が小さいうちは嫌がらずに入っていたのに、急にお風呂で泣くようになって困っている方もいらっしゃるかと思います。子どもがお風呂を嫌がってしまう原因と、対策をまとめてみました。
お風呂嫌いになる原因
生まれてくる前、赤ちゃんは羊水の中で過ごしてきました。なので、新生児は水をあまり怖がりません。沐浴の時も気持ちよさそうにしていることの方が多かったですよね。
しかし、もしお風呂の時に嫌なことや怖いことを経験すると、その記憶でお風呂が嫌いになってしまうのです。
- 口や鼻に水が入って苦しい思いをした
- お湯が熱すぎたり冷たすぎたりして不快だった
- シャワーの音が大きくてびっくりした
- お風呂の中で転ぶなど、痛い思いをした
などが挙げられます。子どもはしっかり覚えているんですね。
お風呂の中は子どもの泣き声がよく響き、お父さんお母さんも困ってしまうかもしれませんが、知恵がついてくる過程でよくあることだと思えば、気が楽になるかもしれません。
その他にも、タイミングが合わない可能性もあります。例えば、お腹が空いていたり逆にいっぱいだったりするとお風呂に入りたがりません。
眠たかったり、もっと遊びたかったりと、子どもにもいろいろ言い分があるのかもしれません。このような場合は試しに時間帯を変えてみると、すんなり入ってくれることもあります。
次に、お風呂に入りたがらない時に試してみたい方法を挙げていきます。
①声をかける
「頭洗おうね。お湯かけるよ」「気持ちいいね」などと、優しく声をかけながら洗ってあげることで、落ち着かせる方法です。
最初はそれでも泣くかもしれませんが、毎回声をかけながら入っていると、少しずつ慣れてきます。
②遊びながら入る
頭を洗う時に、髪の毛でツノを作るような遊びが、子どもは大好きです。お母さんと洗いっこをしたり、体を洗いながらくすぐりあいこをしたりするのも楽しそうですね。
すべって怪我をしないように、熱中しすぎには気を付けてください。
③おもちゃを使う
かならずしも高価なおもちゃを揃える必要はありません。ペットボトルや粉末洗剤のスプーンなど、身近な物で水を汲んだり流したりして、水遊びを楽しめます。
また、大きい子ならシャボン玉遊びも楽しいですね。ボディーソープを薄めてシャボン液の代わりにできます。
お風呂ならではの遊びで、お風呂タイムを好きになってもらえたら、洗うことも楽になります。
④好きなこととセットにする
「好きなアニメを見た後をお風呂タイムにする」「お風呂上りにジュースを飲む」など、子どもの好きなこととセットにして習慣づけると、「お風呂に入ったらいいことがある」と覚えるので、最初はイヤイヤでもお風呂に入るようになります。
赤ちゃんなら、お風呂上りにマッサージをしてあげると気持ちがよくて喜びますし、寝付きもよくなります。
最後に
いかがでしたか?お風呂を嫌がってしまう原因と、試してみたい方法をまとめてみました。子どもとのお風呂タイムが少しでも楽しくなれば幸いです。