
子どもが寝ない・・・年齢別の睡眠時間一覧と寝ない時に試す5つの方法
子どもの寝かしつけに困っているお父さんお母さんも多いと思います。
今の月齢だと、どのくらい寝るのが普通なの?と疑問に思うこともありますよね。そこで、月齢・年齢別の睡眠時間と寝ない時に試していただきたい、寝かしつけ方法をまとめてみました。
新生児 16-18時間
生まれたての赤ちゃんには、昼夜の区別はありません。2-3時間のサイクルで、寝て、泣いて、おっぱいやミルクを飲んでまた寝るということを一日中繰り返しています。
お父さんお母さんも寝不足になりがちです。日中でも一緒に寝て、できるだけ体を休めるようにしたいものです。
1-3か月 14-15時間
少し起きている時間が長くなります。授乳の間隔も少し開き、新生児の頃よりは楽に感じられますが、やはりまだ昼夜の区別がついている赤ちゃんは少ないようです。
3-6か月 13-14時間
この頃から、少しずつ生活リズムが整ってきます。夜に起きることもあるものの、基本は夜に寝て朝になると起きて活動するようになってきます。
6-12か月 11-13時間
今は5か月くらいから離乳食を始めるご家庭が多いようです。離乳食が進むと、生活リズムが安定してきます。
また、お腹が空きにくくなり、夜間のミルクやおっぱいが必要なくなる子も。午前と午後に1回ずつお昼寝をする子が多いようです。
1-3歳 11-12時間
日中しっかり遊べるようになる1歳以降の子ども。お昼寝は午後に1回1時間程度になり、夜はまとまって寝るようになります。
4-6歳 10-12時間
体力が付き、睡眠時間が減ります。保育園や幼稚園では1時間程度お昼寝の時間が設けられますが、実際寝る時間は20-30分うとうとする程度で、お昼寝が必要のない子もいます。
夜しっかり眠れるようになるためには、日中はよく起こしておくことが大切です。
朝になったらカーテンを開けて部屋を明るくする、日中は体を動かして遊ぶ、お昼寝の時もできれば明るくして熟睡させないなどの方法が有効です。
それでもすぐには寝てくれないことも多いですよね。そこで、以下に寝かしつける方法を挙げていきます。
寝かしつけ方法
①抱っこでゆらゆら
一番スタンダードな寝かしつけ方法です。大好きなお父さんお母さんの抱っこでゆらゆらしてもらうと、安心して眠れます。
抱っこひもを使用すると、包まれている感覚でさらに落ち着くようです。体力が付いた子どもが泣いて暴れるような場合は、抱っこひもでゆらゆらするのが有効です。
ただし、時間がかかると結構体力を消耗する方法です。
②背中をトントン
背中をトントンすることで眠るようになると、抱っこでゆらゆらするよりは楽になります。
子どもによっては、かなり強くバンバンと叩いた方が眠りやすいこともあるようです。
筆者も初めて見た時は少し驚きましたが、落ち着いて眠る赤ちゃんを見て、本当に人それぞれの方法があるものだと感心しました。
③おでこ~眉間をなでる
おでこから眉間をなでられると、つい目をつぶってしまいますよね。なで続けているうちに、そのまま本当に眠ることがあります。
④耳元で寝息を聞かせる
耳元ですーすーと寝息のように長めの鼻息を聞かせます。「目を閉じているのに、布団に寝かせると気が付いて泣く」くらいの、かなり眠くなっているがまだ寝付いてはいないという状態で試してみると有効でした。
⑤寝付く習慣を作る
少し大きくなってからは、マッサージをしたら寝る、絵本を読んだら寝るなど、その家のおやすみルールを作ります。いつも同じぬいぐるみと一緒に寝るというのも落ち着くようですね。
最後に
いかがでしたか?子どもがなかなか寝なかったり、抱っこでなければ寝なかったりするとお父さんお母さんも辛いですが、今のように甘えてくれるのも、長い人生のうちでほんのわずかな時間です。
ゆとりを持って子どもの寝顔を見守れるように、以上の方法の中でお役に立つものがあれば幸いです。