
未就学児ならまだ間に合う!子育てに失敗しない5つの方法
子育てに「成功」「失敗」という言葉を使うのは賛否があるかと思います。
親の言うことを何でも聞くから成功?聞かないから失敗?
答えは違います。「人から好かれる人間になる」ことが一番の子育て成功と言えるのではないでしょうか。
そのためには、やはり幼いころのしつけや子供への接し方はとても大切です。
今回は子供の人間性を伸ばすために必要なことをお話ししたいと思います。
子供を一人の人間として接する
子供は親の所有物ではありません。
もちろん間違ったことをしたら正してあげるのが親の務めですが、「あなたはこうしなさい、ああしなさい」というのは子供のためになりません。自主性のない子供になってしまいます。
何か悪いことをして叱る時も「子供だから」叱るのではなく「一人の個人」として叱ることが大切です。
また、親の期待を子供に押し付けるのはやめましょう。あくまでも子供が主体です。
叱るより褒める
子供を育てていると叱る回数が多いのではないでしょうか。しかし「悪いことをしたら叱る」のは親としては当たり前のこと。しかし何かと悪いことに目が行きがちです。
意識的に褒めるところを探しましょう。「出来ないから叱る」のではなく「出来たら褒める」ようにしましょう。当たり前に聞こえるかもしれませんが意外と叱ることの方が多くなりがちではないでしょうか。
割合的には叱る3:褒める7くらいでもいいでしょう。
「早く片付けなさい!」というより「お片付けできたらすごいなぁ~出来るかな?」など子供のやる気が入るような声掛けにしてみましょう。
「出来ないかなぁ~」など言うと、子供は負けん気が強いというか天邪鬼だったりするので「出来る!」と言ったりすることもあります(笑)
出来たら大げさに褒めてあげましょう。
甘えさせる
「甘やかす」と「甘えさせる」は違います。「甘やかす」は何でも許してやりたい放題させることです。これではいけません。
「甘えさせる」は親子の大事なスキンシップです。例えば、いつもは自分で出来る着替えも、たまに「やって~」と甘えてくる子っていませんか?
そこは「自分でいつもやってるでしょ?」ではなく「いいよ~明日は自分で頑張ろうね」と着替えを手伝ってあげましょう。たったこれだけで子供は非常に満たされた気持ちになるのです。
悪いことをしても頭ごなしに叱らない
子供が何か悪いことをしたら「なにしてるの!」「ダメでしょ!」と叱らないでください。
まずは何がいけなかったのか具体的に説明して叱りましょう(例「高いところに上るのは、落ちて怪我するからダメよ」等)。
そして、“何故”いけなかったのか子供の口から言わせるようにしましょう。
きちんと理由を伝えることが大切です。
親は子の鏡
そして何より、親が子供の見本となるように日々を送りましょう。
例えば、親が外にでて近所の方に挨拶をきちんとする人であれば自然と子供も同じように挨拶が出来る子になります。
完璧な親になどならなくてもいいのです。子供に“こうなってほしい”という理想に自分が近づくことで子供は親を見本にし、成長していくことでしょう。
最後に
何を持って子育てが成功か失敗かを感じるのは人それぞれだと思います。
筆者は「優しい子になってほしい」「人の痛みがわかる子になってほしい」と願っています。それさえ出来れば例え勉強が出来なくても、運動が苦手でも子育ては大成功だと思っています。
子供の自主性や思いやりを引き出すために、幼いころから出来ることがあれば実践していきたいものですね。