
寝返りの時期は?赤ちゃんが寝返りで泣いたり吐いたりした時の注意点
日に日に成長していく赤ちゃんですが、その大きな成長の一つがねがえりではないでしょうか?今まで仰向けで寝ていただけの赤ちゃんが自分で動き始めるのですから感動もひとしお。
しかし、同時に心配ごとも増えるわけです。自分で動くようになるとますます目が離せなくなりますね。
そこで今回は赤ちゃんの寝返りと、寝返りが始まったことでどんなことに注意するかをお話ししたいと思います。
寝返りの時期
寝返りとは、今まで仰向けで寝ていた赤ちゃんが、自分の手足が動くということを知り、周りに興味を持ってそれに近づこうとして足や腰を動かすことで寝返りになります。
首がすわる頃からお座りの時期までによく見られる行動です。早ければ3か月頃からする子もいれば全くしないままお座りが出来るようになる子もいるなどかなり個人差が出ます。
寝返りをしないからと言ってあまり過度に心配することではありません。
先ほども言いましたが、赤ちゃんが寝返りをし始める時期は3か月~7か月くらいと範囲が広いのでたとえ寝返りをするのが遅くてもあまり考えすぎないようにしましょう。
こんなことに注意!
寝返りはうれしい成長の証ですが、注意するべきことも有ります。
寝返りをして泣く
寝返りを覚えた赤ちゃんはしょっちゅう寝がえりをするようになります。
しかしまだ寝返りを始めて間もないと、寝返りをしたはいいものの自分では仰向けに戻れずに泣いてしまう赤ちゃんもいます。
そうなると心配なのが窒息です。赤ちゃんの顔の周りにクッションや布団、まくらなど顔が埋もれてしまう可能性があるものは置かないようにしましょう。
また、柔らかいマットなどの上では寝返りをさせないようにしてください。赤ちゃんが寝返りしている時、お母さんは目を離さないようにしましょう。
寝返りから戻れなくて泣いていたらすぐに抱っこしてあげましょう。
寝返りをして吐く
寝返りをするとうつぶせ状態で吐き戻す子も多くなります。これは単純にうつ伏せになることによってお腹が圧迫されて吐いてしまうという理由によるものです。
しかし、授乳後げっぷが出きっていなかったりするとそれも原因の一つになります。
赤ちゃんの寝返りを止めることは出来ないので、赤ちゃんを寝かせる前に次のことに注意してみましょう。
1.授乳後充分にげっぷをさせる
胃に空気が残っているとうつ伏せになった時吐き戻しやすくなるので気をつけましょう。
2.授乳後しばらくは横にしない
授乳し、げっぷをさせてもすぐに横にしてしまうと、寝返りをしてまた吐いてしまいます。
ご家庭にバウンサーなどがあれば30分ほど乗せておきましょう。バウンサーが無ければおんぶなどでも大丈夫です。赤ちゃんの胃を落ち着かせてあげてから寝かせましょう。
これだけでもだいぶ吐き戻すことは少なくなってきます。
うつ伏せでミルクを吐いてしまったら、すぐに抱き上げ背中を優しくトントンしてあげましょう。寝返りもどんどん上手になり、一人でコロコロ移動できるようになってくるとそれに伴って吐き戻しも少なくなってきます。
頻繁に吐くのは寝返りをし始めて最初の時期が一番多いので心配しなくても大丈夫です。
寝返りが上手になると、今度は吐き戻しの心配よりベッドからの転落や家具にぶつかったり、床に落ちているものを誤飲してしまったりする心配に変わってきます。
寝返りをし始めたら同時に危険な家具などはないか、ベビーベッドの柵をきちんとあげておくなど注意をしましょう。
最後に
以上、今回寝返りについてまとめてみましたが参考になるものはありましたでしょうか?
寝返りし始めの赤ちゃんは本当に目が離せませんね。寝返りをし、戻れなくて泣いて、お母さんに戻してもらってまた寝返りして…「も~」なんて言いながら戻してあげられるのも今だけです。
少しの間ですから、赤ちゃんに付き合ってあげましょう。きっとすぐに寝返りをマスターして、戻してあげていたのが懐かしく思えるはずです。