
【保存版】赤ちゃん・子どもの年齢に合わせた服のサイズ、靴のサイズ一覧
子どもの服選び・靴選びは、慣れないと難しいですよね。ある程度の年齢になれば、自分で試着や試し履きもできますし、どこがきついとか、着にくいなどを伝えることもできます。
しかし、赤ちゃんや小さい子どもの場合は、試着や試し履きができないことも多いです。
サイズはもちろん、細かい部分の丈や幅、着心地・履き心地など、なかなか判断に困ることもあるのではないでしょうか。
ここでは、子どもの年齢と洋服・靴の表示サイズについてと、選ぶ時のポイントなどをまとめてみました。
1.子どもの年齢と服・靴の表示サイズについて
子ども服の表示サイズは、身長を基準としています。また、子ども靴のサイズの基準は、かかとから指先までの長さです。
子どもの年齢と洋服・靴サイズを下記一覧にまとめましたので、ご参照下さい。なお、対応表の数値はあくまでも目安です。メーカーや体格などの個人差により、必ずしも当てはまるものではありませんので、注意してください。
年齢 | 表示サイズ | 靴・靴下 | 帽子 |
---|---|---|---|
0ヶ月~6ヶ月 | 50~70 | 8~11 | 46 |
6ヶ月 | 70 | 9~12 | 46 |
1歳 | 80 | 11~13 | 48 |
2歳 | 90 | 12~14 | 50 |
3歳 | 95 | 13~15 | 52 |
3~4歳 | 100 | 14~16 | 52 |
5~6歳 | 110 | 17~18 | 54 |
7~8歳 | 120 | 19~20 | – |
9~10歳 | 130 | 21~22 | 56 |
11~12歳 | 140 | 22~24 | – |
13~14歳 | 150 | – | 58 |
14歳~ | 160~ | – | – |
2.子ども服・靴を選ぶ時のポイント
いま、子どもにちょうど良いサイズは何㎝だろう?どんな服や靴が良いのだろう?子ども服や靴を選ぶにあたり、このようなお悩みを持った方も多いと思います。
ここからは、子ども服と靴を選ぶ時のポイントを考えてみましょう。
<体格差>
洋服は?
当たり前のことですが、子どもの体格や成長には個人差があります。
年齢の平均身長よりも小柄、逆に背が高い、手足が短め・長め、胸囲や腹囲が小さい・大きいなど様々です。まずは、子どもの体格のポイントを把握しましょう。
また、洋服を選ぶ時に、一番チェックする点は身長です。洋服の表示サイズは、身長と比例しています。ただ、この点だけにとらわれると、袖丈が合わない、胸回りがきついなどとなる可能性があります。
身長と共に胸囲も確認しましょう。試着できる場合は、その他の細かい点もチェックできますが、試着できない場合でも、背中側から服をあてがってみて、袖丈や肩幅、胴回り、股下の長さなどを、しっかりと見てあげると良いでしょう。
すぐ小さくなるからと、少し大きめの洋服を選びたくなることも多々あります。しかし、活動量の多い子どもに大きめの洋服は動きにくく、着にくいものです。
また安全面からも、決して良いとは言えません。もし、大きめを・・・と思うのでしたら、袖丈や裾丈はちょうど良い長さになるよう、体のサイズに合わせて直してあげてください。
靴は?
靴も同様です。足の指が長い、短い、甲高、幅広など、足の形も人によって様々です。
足の指も、親指が長い、人差し指が長いなどありますので、かかとから一番長い指に合わせてサイズを測って下さい。なお、足のサイズには左右差がある場合もあります。
この場合は、サイズが大きい方の足に合わせて、靴を選んであげて下さい。また、立てる・歩ける月齢・年齢の子どもでしたら、座った状態ではなく、立って試し履きをして下さい。
大人よりも脂肪が多く、プクプクしている子どもの足は、座っている時と立っている時で足の状態が変わります。
この為、若干ながらも、足のサイズが変わる可能性が考えられます。同じサイズ範囲内なら問題ないですが、サイズの変わり目(13.5cm→14.0cmなど)ですと、選ぶ靴のサイズも変わってきます。
きちんと確認してあげて下さい。よく、足は第二の心臓と言われます。
成長・発達著しい子どもの内は、靴選びも大人の責任です。靴のサイズだけでなく、子どもの足の発達をサポートできるか、動きやすいかなどの、機能面もしっかりチェックしてみて下さい。
<メーカー差>
洋服は5~10cmごと、靴は0.5cmごとになっている場合が多いですが、メーカーによっても、洋服や靴の作り、サイズ展開に差があります。
同じサイズでも、全体的に大きめ、細身、袖丈長め、幅広めなど様々です。どのメーカーの洋服や靴が、子どもに合っているか探すのは、なかなか大変です。
しかし、実際に試してみないと分からない部分も多いです。試着ができれば一番良いですが、子どもの年齢や購入方法によっては、試着できないこともあるでしょう。他の方の実体験や口コミなどを参考にし、子どもに合う物を選びたいですね。
<素材>
特に肌が敏感な赤ちゃんやアレルギーが気になる子どもには、洋服の素材選びも大切です。
素材としては、綿100%やオーガニックコットンなどが、肌への刺激も少なく良いかと思います。特に直接、肌に触れる部分には気を遣ってあげたいですね。
靴は、洋服ほど直接肌に影響はしませんが、硬い素材で歩きにくい物は、たくさん動き回りたい子どもには不向きですし、足の発達にも良くありません。
また、底の硬さにも気を付けてあげて下さい。これも硬すぎる物は、歩く時、走る時、跳ねる時などに、足の動きを妨げることになり、運動面でも良いとは言えません。
<安全面>
意外に見落しがちなのが、安全面のポイントです。パーカーなどによく付いているフードは、耳や目を覆ってしまい、衝突や転落の危険に繋がります。
また、着ていた洋服のフードが、ドアノブに引っかかり、首がしまったというケースも実際に起きています。紐類も遊具に引っかかったり、首に絡んだりと、フードと同様に危険です。
ズボンの裾や上着の裾に付いている紐が、自転車のペダルや車輪に絡むなどの危険性も問題視されています。
また、ズボンの裾や袖丈が長いと、転倒の可能性が高まったり、より大きな怪我に繋がることもあります。ビーズやボタンなど小さい物がついている場合は、誤飲の危険性があります。靴も同様です。
サイズの合わない大きい靴は動きにくいですし、脱げてしまい転倒する危険にも繋がります。また、夏によく履くサンダル類は、指先が出ているタイプが多いですが、これも出ている指先を怪我する可能性があります。
少しの怪我ならまだ良いですが、大きな怪我になる危険性は、できるだけ避けてあげたいですね。
海外では、子ども服に対する安全規格が細かく定められている所も多いです。日本では、日本工業規格(JIS)により、一定のルールが設けられています。
安全性を更に高めるため、近年中に新しい規格が制定公示されるようです。しかし、JIS規格外の物の販売も可能であるため、選ぶ側である私達の判断によるところが大きいというのが実情です。
3.最後に
基本的なことですが、一貫して言えることは、子どもに合ったサイズの洋服や靴を、なるべく選びたいということです。
すぐ大きくなるから・・・という気持ちは分かりますが、大人でも大きめの洋服や靴では動きにくいものです。たくさん動きたい、たくさん遊びたい子どもなら尚更です。
ちょうど良いサイズの洋服選び・靴選びは、子どもの健康な成長・発達にも繋がる大切な要素です。ぴったりの洋服と靴で、子どもがのびのびと気持ち良く過ごせるようにしたいものです。
ここまで、色々と申し上げましたが、安全性と機能性ばかりではつまらないですし、子ども自身の好みもあるでしょう。
大人も時と場所によって、着る洋服や履く靴を替えるように、子どもにもTPOに合わせて選べるようにしてあげる上で、安心・安全と可愛い・かっこいいお洒落を、併せて楽しめると良いですね。