
あれ?子どもの口臭が気になった時にチェックする5つのこと
子供とじゃれて遊んでいると、ふと気になる子どもの口臭。なんか臭いんだけど・・・。でも本人は全く気にしていない様子。
一応本人に「お口なんか臭いがするから歯磨きしようね」と歯磨きさせてもなんだかやっぱり臭う。そんなことありませんか?うちの子供もたまにあるんですよね。
そこで今回は子供の口臭が気になるときにチェックする5つのことを紹介します。
1.口呼吸してしまっている
子供で口呼吸している子をよく見かけます。本来なら口を閉じて鼻で呼吸するのですが、口をずっとポカーンと開けたままでいる子はおそらく口呼吸しています。
風邪で鼻が詰まってしまっている時もそうですが、口で呼吸するとどうしても口の中が乾燥してしまいますよね。口の中が乾燥してしまうと唾液が減り、それによって口臭が発生します。
口を閉じさせることを意識させなければなりませんが、どうしても無理な場合は口の筋肉を鍛えたり、専用の器具を使うなどして鼻呼吸にしてあげなければなりません。
2.虫歯やプラークが原因で起こる
大人と同じように虫歯やプラークが原因で口臭が起こることがあります。この場合は小児歯科へ行って検診を受けるのが一番早いでしょう。
初期虫歯などは仕上げ磨きをしている時に気付くこともありますが、専門家に診てもらうことは虫歯の予防にもつながりますし、フッ素を塗ってもらうことで子供の歯を守ることもできます。
普段から歯磨きをきちんとして口の中を清潔に保つことで軽減されます。一時期舌磨きというものがはやりましたが子供にはやりすぎると味覚障害などを引き起こしてしまうこともあるということなので注意してください。
3.流行性耳下腺炎
流行性耳下腺炎という病気による口臭です。これはいわゆるおたふく風邪ですが、今は予防接種を勧められることが多いと思います。
しかし、このおたふく風邪の予防接種は任意なので受けていない場合には注意が必要です。おたふく風邪にかかることにより免疫力が低下します。
特に口腔内の免疫力が低下しますのでそれにより一時的に口臭が強くなることがあります。おたふく風邪が完全に治り健康体に戻れば口臭もなくなります。
4.便秘など腸内環境の悪化
朝起きた時や空腹時などたまに口臭がするときがあります。これは生理的な口臭なので時間が経てばおさまります。
ただ、便秘気味など腸内環境が悪化している時には注意が必要です。乳酸菌飲料や離乳食が始まっていれば食物繊維などを多くとるようにして腸内環境を整えてあげた方がいいでしょう。
よく善玉菌、悪玉菌というのを聞きますが、読んで字のごとく悪玉菌は毒素を生み出し、血液にのって全身を巡るので体調不良や口臭の原因ともなりえます。
子供でも意外と便秘気味の子は多いので、その時は口臭がある可能性があります。
5.親が気にしすぎ
これも最近増えているようですね。本当はそんなに口臭がしていないのに親が気にしすぎてしまうこともあるようです。
自分の子供が口臭やら何やらでいじめられてしまうのは可哀想ですし、自覚がないのにそんなことを言われたらと思うと余計に気にしてしまうのでしょう。
確かに私も子供がそんなことを言われていたらと思うと心が痛みます。
ですが、特に原因も思い当たらず、それでも口臭が気になる場合は第3者の意見を聞いてみるのもいいと思います。
もちろんママ友などには相談しにくいと思いますので、活用していただきたいのが地域の保健センターです。私は困ったりすると結構相談します。
最後に
原因が見つかれば対処法も見えてきます。大人になると加齢によるものやアルコールなど口臭の原因も増えてきます。
会社などで人と付き合うことも増えますので口臭も気になりますよね。ただ、あまりにも子供の口臭まで親が気にしすぎると子供が委縮してしまいお話をしなくなったり精神的にダメージを受けてしまうこともあります。
子供の心のケアをしながら一緒に改善への道を探しましょう。