【軽視は禁物】赤ちゃん、乳幼児のためにロタウィルスの予防接種は必要!

【軽視は禁物】赤ちゃん、乳幼児のためにロタウィルスの予防接種は必要!
お子さんが産まれてから家事や育児で毎日大変なお母さん。我が子の成長も気になるけど、予防接種も気になる事の1つだと思います。
最近では予防接種の種類が10種類以上にもなり、スケジュールを立てるだけでも大変です。
今日はそんな予防接種の中の1つロタウィルスについてです。
予防接種について
予防接種には定期接種と任意接種があります。ロタウィルスの予防接種は任意接種にあたります。
任意接種と聞くと注射しなくてもいいのかな?と思うお母さんもいるかもしれません。任意接種は地域によっては無料ですが、基本お金がかかるので余計そう思うかもしれませんね。
しかし、任意接種であってもやはり赤ちゃんにとっては必要なものであることは変わりありません。
予防接種のようなワクチンで防げる病気の事をVPDと呼んでおり、日本は欧米に比べVPDの被害が多いということも分かっています。
必要な予防接種を受けることで重い後遺症が残ったり、命を落としたりという事を防げるのです。その中でもロタウィルスは生後なるべく早く受けておきたい予防接種の1つです。
ロタウィルスってどんな病気?
ロタウィルスによって引き起こされる胃腸炎の一種で、0歳~5歳の間にかかりやすい病気とされています。
とても感染力が強いので、看病をするお母さんだけでなく周りの家族も注意が必要なくらいです。
色々な症状が出ますが、中でも嘔吐や下痢が見られる事が多く、酷い脱水症状になってしまうお子さんもいます。
その場合には点滴をすることになります。もっと重症な場合だと脳炎や脳症になってしまい、死んでしまう事もあるのです。
ロタウィルスにかかってもこれといった薬がないので、症状が治まるまでは安静にするしかありません。感染力が強いという事は、幼稚園や保育園でも流行りやすいという事ですよね。
病気を貰わないために予防接種をする事が最善の策とも言えます。
ロタウィルスの予防接種はどんなもの?
ロタウィルスの予防接種は生ワクチンで、生後2ヶ月から受けられます。
ワクチンの種類によって接種の回数が違ったり、生後24週までしか受けられないなど、いくつか決まりがあります。
他の予防接種との同時接種も考えながら、出産したらすぐに計画を立てておく事をオススメします。
予防接種のスケジュールを立てるポイント
ロタウィルスのワクチンはどちらも生後2ヶ月から接種が可能ですし、間隔を4週間あけなければならないので、定期接種のヒブや小児用肺炎球菌ワクチンなどと一緒に同時接種することをおすすめします。
同時接種は少し不安に思われるお母さんも多いかもしれませんが、同時接種が安全であるということは世界の常識ですし、日本でも確認されています。
それでも不安な方はかかりつけ医や各市町村で相談しながら、スケジュールを立てていくのも良いと思います。
たくさんの予防接種を効率よく受けるために、予防接種スケジュールアプリというものも多く出ていますので、そちらを使ってスケジュールを立てるのもオススメです。
こちらで紹介しています。
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最後に
ロタウィルスの予防接種の必要性をお話してきましたが、本当によく耳にする病気なので他人事ではないと思っています。
どんな病気でもそうですが、我が子が辛そうにしている姿を見るのはお母さんも辛いですよね。
ロタウィルスは感染力がとても強いので家族間でも移りやすいので看病をするのも本当に大変だと思います。
ですが、予防接種でそれが防げるのではあれば、それにこしたことはないですよね。
すでに接種済みの方もそうでない方ももう1度予防接種についてよく考えてみましょう。
スケジュールを立てるならこちらも参考に。
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