
幼児が便秘でウンチが出なくなった時の3つの対処方法
お子さんの悩みの中で多いものの1つが便秘です。幼児の便秘は腸閉塞などの病気に繋がることがあるので、不安に思うお母さんもいると思います。
正しい対処方法を知っていれば、困ったときに慌てなくてすむと思うので、色々な対処方法を参考にしていただきたいと思います。
便秘についてはこちらの記事もオススメです。
家でも簡単にできる!赤ちゃんが便秘の時にママに試してほしい5つの方法
便秘とは
まず、便秘と聞くと「毎日出ない」と思い浮かべるお母さんもいらっしゃるかもしれませんね。
ですが、毎日でなくてもお子さんが機嫌よく柔らかいウンチが出ているのなら心配いりません。ですが、コロコロのウンチが出たり、ウンチの時に機嫌が悪いとか泣いていきむという場合は便秘と言えます。
硬いウンチを出すのは大変ですし、お尻が切れたりするので余計に我慢するという事も考えられます。そうならないためにもお腹に良い習慣をつけたいですね。
1.食物繊維や乳酸菌を多く摂る
便秘といえば食物繊維を思い浮かべるお母さんも多いと思います。食物繊維が豊富な食材はたくさんありますが、その中でも食物繊維は水溶性と不溶性のものがあります。
どちらか一方を摂るのではなくて、両方をバランスよく摂ることが大切です。
水溶性食物繊維は海藻類・果物類に多く含まれています。
不溶性の食物繊維は穀物類・豆類・いも類に多く含まれています。
これらの食物繊維に加えてヨーグルトやオリゴ糖などの乳酸菌を摂れればかなり変わってくると思います。
子供が大好きなバナナ、さつまいもなどにヨーグルトを混ぜるというのは比較的簡単に始められます。
人参もお腹にはとても良いですが苦手というお子さんもいらっしゃると思いますので、そういう場合はすりおろして何かに混ぜるというのも1つの手です。
最近は、外食も増え、美味しいお菓子もたくさん売られているので食生活が乱れがちです。なるべく自然な形でお腹に良い習慣を身につけて改善出来るといいと思います。
ですがお子さんの中には美味しくないと食べてくれないこともあるので、食物繊維を含む食材を多く使ったレシピを紹介しているサイトなどを見て、作ってみるのもオススメです。
2.「の」の字マッサージを試してみる
便秘になった時によく試してみるのはお腹のマッサージ。よく聞くのは「の」の字マッサージですよね。
このマッサージは動きが鈍くなっている腸を動かす効果があります。幼児の便秘は食生活より精神的なものが関係していることがあります。
ですから、お母さんのマッサージは、腸を動かす効果にプラスして、精神的にも良い影響があります。結果、便秘の解消に繋がるのではないでしょうか。
3.水分を多く摂る
便秘になった時に色々と試しているのに改善されないという事があります。そういう場合は水分が不足しているという事が関係しているかもしれません。
特に冬の寒い時期や小さなお子さんの場合は、一気に水分補給をするのは難しいと思いますので、こまめな水分補給をオススメします。
最後に
これらの3つの対処法を試しても改善されないとか、お尻が切れて痛そう、苦しそうという場合には早めに小児科を受診することをオススメします。
硬いうんちがお尻を塞いでいてなかなか出なかったのに、浣腸したら1回全部出たら便秘が解消されることがあります。切れて痛そうなお尻には軟膏を処方してもらえることがあります。
1人で悩んでいるよりも早く解決出来る事が多いのです。
上手に病院を利用して普段から便秘にならないような良い習慣を家族全員がつけられるといいですね。
便秘についてはこちらの記事もオススメです。
家でも簡単にできる!赤ちゃんが便秘の時にママに試してほしい5つの方法