
【人気記事】あせもと勘違い!?オムツかぶれの原因と3つの対策(予防)
オムツを替えようとして赤ちゃんのおしりを見たら赤くなってる!?なんて経験ありませんか?
皮膚が赤ちゃんは皮膚が薄いため大人よりも多くの刺激に反応していしまいます。
ひどくなるとおしりの皮膚が荒れて出血することも・・・。オムツかぶれは時に痛みやかゆみを伴うので早く何とかしてあげたい。
オムツかぶれになる前に対策はないのかしら?そんなママは多いのではないでしょうか。実は私は一度オムツかぶれを悪化させてしまったことがあり、その時の痛そうな顔が忘れられません。
そこで今回は赤ちゃんのオムツかぶれ。その原因と対策(予防)についてです。
オムツかぶれってどんなもの?
オムツかぶれとはオムツで覆われた皮膚におきた炎症のことです。お尻全体が赤くなっていたり、ポツポツとした赤い湿疹があせものように現れます。
痛みやかゆみを伴い、悪化すると皮膚がただれて血が出ることもあります。またウエストや足の付け根などオムツのカバーやギャザーがあたる場所が炎症を起こした場合もオムツかぶれになります。
他の皮膚炎との違いはオムツのあたっているところだけで炎症が起きることです。しかし、夏場はあせもができる赤ちゃんも多いのでオムツかぶれとあせもを間違えることもよくあります。
オムツかぶれはかゆみや痛みを伴うので、赤ちゃんがおしりをかゆそうにしていたり、おしりを拭いたり入浴するときなど痛がって泣くようだったらオムツかぶれを疑ってくださいね。
オムツかぶれはなぜ起きる?
1.ウンチやおしっこによる刺激
ウンチやおしっこの中には老廃物や腸内細菌、酵素など赤ちゃんの皮膚を刺激するものがたくさん含まれています。
おしっこが出てから時間が経つと分解が進み、余計に皮膚にダメージを与えやすくなります。
ウンチは刺激性がおしっこより強いですが、特に強いのが下痢のウンチです。オムツの中で放置されたままになっているとたちまちオムツかぶれになってしまいます。
2.汗やおしっこでオムツの中がムレムレ
新生児の頃の赤ちゃんはおしっこの回数も多いですし、少し動けるようになってくるとじっとしていることも少なくなり、自分が動ける範囲をゴロゴロしたり、手足をバタバタと動かしたり・・・。
眠っているだけでもかなりの汗をかいている赤ちゃんですから、動いてたりおしっこをしたりするとオムツの中は湿気でムレムレです。
ムレてふやけると薄い皮膚は余計に刺激を受けやすくなり傷つきやすくなるためオムツかぶれが起こります。
3.摩擦による刺激
赤ちゃんの肌の厚さは大人の肌の約半分といわれています。大人でもあまり強く擦ったりすると肌が赤くなり傷ついてしまいますよね。
赤ちゃんの薄い皮膚は強く擦ったつもりはなくても意外と傷ついています。オムツでこすれたり、ウンチの時におしりふきで擦られたりと目には見えませんが細かい傷がついてしまうことがあります。
この傷から炎症が始まってオムツかぶれになることもあります。
赤ちゃんのオムツかぶれを防ぐ3つの対策
薄く弱い赤ちゃんの肌をオムツかぶれから守ることはできないのでしょうか?ママたちがどんなに気を付けていても起こってしまうオムツかぶれ、そこで3つの対策を紹介します。
1.おしっこやウンチは早めに取ってあげましょう
おしっこやウンチからの刺激を少しでも早く取り除いてあげることで肌への負担を軽減します。対策といってもママたちが毎日やっていることですね。そんなの当然ということが意外と一番大切だったりします。
2.オムツは通気性の良いものを選びましょう
最近は通気性のいい紙オムツが沢山出ていますね。通気性が良ければその分オムツの中のムレを解消できます。
そしてオムツはサイズの合ったものを選び、つけるときにきつくなりすぎないようにしましょう。
漏れを心配してついついしっかりつけてしまいがちですが、ウエスト部分やギャザーが擦れる原因になります。
そして通気性が良いがために気を付けたいことも・・・。それは赤ちゃんが不快になりにくいということです。
布のオムツを使ったことがある方はわかるかもしれませんが、布のオムツは少しおしっこしただけでもかなりの不快感があります。
それに比べて紙オムツはやはり通気性がいいのと、吸収率が高いことで不快感が軽減されます。そのためこまめに見てあげないと気づいたらオムツがずっしり・・・なんてことも。
オムツをつける前におしりが乾いているか確認してあげることも大切ですね。
3.擦りすぎない
オムツを付けているだけで摩擦による刺激にさらされている赤ちゃんのおしり。
ウンチをしたときは特にウンチの刺激を受けた後にお尻ふきから摩擦刺激を受けます。
おしっこをしただけなら軽く抑える程度で十分。ウンチをした時も綺麗に拭けなさそうな時はぬるま湯でそっと洗い流してあげるだけでも刺激は軽減されます。
外出先で洗い流してあげるのは大変ですが、お家にいる時だけでもやってみてください。
大型のショッピングモールなどは多目的トイレに行くとオストメイトがついていたりしますので本来の目的とは違いますが利用するのも一つの手ですよ。
私はたまに子供のおしりを洗わせてもらっています。
最後に
ワセリンなどで普段から赤ちゃんの弱い肌を守ってあげることももちろん大切です。
オムツかぶれになっても何もできない赤ちゃんだからこそそうなってしまったときに神経質になってしまうママもいるかと思います。
毎日一番近くにいますからね。だけど、みんな言わないだけで同じような経験していますよ。
特にママになったばかりだったりすると不安も多くて相談できる人も限られていて孤独なんて話もたまにききます。
だけどオムツかぶれは対策もできるし、なってしまったら対処すればいいんです。ママはピリピリしてるよりドーンと構えましょう。
すべてのママと赤ちゃんの笑顔のために少しでもお役に立てれば幸いです。