
慌てず対応!赤ちゃんが下痢した時に試す5つの方法
赤ちゃんの下痢は生まれて最初に起こるトラブルだと思います。
おっぱいしか飲ませてないのに、ミルクしか飲ませてないのに。すべてが初めての新米お母さんにとっては不安と心配でいっぱいになりますよね。
赤ちゃんの体はまだ免疫もついてないので繊細です。そこで急なトラブルにも家で対処できる方法を5つ紹介したいと思います。
下痢についてはこちらも参考になります。
赤ちゃん・幼児が下痢になった時に試すべき4つの対処方法
まずは絶対に!水分補給
下痢をしたときは何よりも脱水症状が心配です。なのでとりあえず栄養は二の次でも、水分を補給させましょう。
もちろん冷たい水や多量に一気に飲ませるのは厳禁です。その刺激で症状がひどくなってしまうので、常温からぬるめの水やイオン飲料を薄めたものを少しずつ飲ませてあげましょう。
お腹をくるくるマッサージ
便秘の時ならず、下痢の時もお腹をマッサージしてあげるのは効果的です。おへその周りを指で軽くマッサージしたり背骨の両脇を上下に温めるようにさすってあげたりするとだいぶ楽になります。
お母さんのひざまくらでお腹の「の」の字マッサージをしてもらいながらゆっくり休むのもいいですね。
与えるものには気をつける
ミルクや離乳食は胃に負担をかけるので注意しましょう。赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ与えていきます。
下痢の時に与えない方がいい食べ物、飲み物があります。
果汁や糖類は逆に便通を促す作用があるので控えましょう。もしも与えるのならリンゴの果汁を様子をみながらゆっくり与えます。
あと離乳食が始まっている場合は特に食事には気をつけましょう。
最初は大概食欲はないものですが、回復してきてすぐに通常の食事に戻してしまうのは厳禁です。
初めはスープなどの液体から。次におかゆ、柔らかく煮たうどんなど、徐々にいつもの食事に戻していきます。
脂肪分を含む肉や魚は消化が悪いのでしばらく避けましょう。
おむつ替えと肌のケア
下痢状のうんちは肌への刺激も強く、そのうえ赤ちゃんの肌はとってもデリケートです。すぐにおしりがかぶれてしまいます。
おむつはこまめに取り換えてあげましょう。おしりふきなどで拭くときに痛がったり嫌がったりしたら、座浴をしてあげましょう。
直接お湯で洗い流してあげることで赤ちゃんの負担が緩和されます。
そしてその後はよく乾燥させましょう。こんな時はベビーパウダーが良いと思われがちですが、じつはNGです。水分と混ざると汗腺をふさいでしまうので避けましょう。
もしお医者さんに薬を処方されていたら薄くのばすように塗ってあげて下さい。
お母さんも清潔に
下痢の時の頻繁なおむつ替え。お母さんも気を配らなければならないので毎回毎回大変ですよね。
でもうんちには細菌やウイルスが含まれているケースもありますから必ず手を洗って消毒をして、お母さん自身が感染しないようにしましょう。
最後に
下痢の症状が一週間続いたり、便に血が混ざったり、異臭がしたり、発熱を伴ったり嘔吐もするようになってしまったら病院を受診することをお勧めします。
赤ちゃんのちょっとした変化に気づいてあげられるのはやっぱりお母さん。赤ちゃんをよく見ていつもと違うなと感じたり、不安になる前にお医者さんに診てもらいましょう。