
【これで安心】赤ちゃんが40度近い高熱を急に出した時の応急処置3つ
赤ちゃんの急な発熱、それも高熱だったりするとお母さんはとにかく心配になってしまうものですよね。
病院に行くタイミングも悩みます。例えばかかりつけの病院が休診日だったときは、今すぐ違う病院に連れて行くべきかそれとも様子をみるべきか。
そこで今回は赤ちゃんが急に熱を出してしまったときにするべき応急処置3つについてお話しします。
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小さい体が40度!?赤ちゃんに触れるだけで熱いとわかるほど高熱を出した時の4つの応急処置
まずは安静に!
熱がでている赤ちゃんは体力を消耗しています。当たり前のことかもしれませんが、いつもより静かに過ごしましょう。
熱があっても意外とケロリとしている赤ちゃんは多いものです。
離乳食などは与えても大丈夫ですが、嫌がるようならやめましょう。消化器官も弱っているので、与えるならば消化のいいものを少量にしておきましょう。
とにかく水分補給を大切に!
熱が出たとき一番大切といっても過言ではないのが水分補給。
赤ちゃんは体も小さく大人と比べて脱水症状を起こしやすいものです。まずは脱水症状を起こさないためにも水分はこまめに摂取出来るようにしましょう。
水分補給に適しているものは赤ちゃん用イオン水、麦茶、白湯などですが、授乳期の赤ちゃんであれば母乳でもかまいません。頻回授乳を心がけましょう。
その他の水分を飲ませてあげる時は一度にたくさんは飲めなくても、スプーン一杯を何回かに分けてこまめに与えるようにしましょう。
すぐに体を冷やさないで!
熱が出た!と言ってすぐに体を冷やすのはちょっと待ってください。体を冷やすのは赤ちゃんの熱が上がりきってからです。
赤ちゃんの手足が冷たい時は熱が上がりきっていない証拠で、そんな時は悪寒がしている状態なので、冷やしてしまうとかえってよくありません。
布団などで包んで暖め、赤ちゃんの手足が熱くなり、熱が上がりきったら冷やしてあげましょう。
冷やす場所は首の周り、脇の下、股関節などのリンパに沿って冷やします。また、赤ちゃんは体温調節が難しいので冷やしすぎず、短時間ですませましょう。
冷えピタなどは熱を下げる効果はあまりありませんが、赤ちゃんが気持ちよさそうなら使ってみてください。
解熱剤は最終手段!!
高熱→熱をさげなきゃ!→解熱剤の考え方は少し違います。発熱時の赤ちゃんの体の中はウィルスと戦っている状態です。
すぐに解熱剤を使用して熱を下げてしまうとそれを邪魔してしまいます。赤ちゃんが食べる、寝る、遊ぶなどする元気があれば使用せず様子をみてもいいでしょう。
しかし熱でぐったりして機嫌が悪い、上手く眠れないなどの症状があれば使用してあげて、ママがウィルスをやっつけるお手伝いをしてあげることも必要です。
最後に
以上、赤ちゃんの発熱時の対処法を紹介しましたがいかかがだったでしょうか。
赤ちゃんはママをよく見ています。高熱がでても慌てずどっしりかまえて、「大丈夫よ」と言ってあげればきっと安心するでしょう。
少しでもいつもと違うな、と感じたらすぐに病院へ。赤ちゃんの微妙な変化がわかるのはいつも見ているお母さんだけですよね。
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