1歳11ヶ月の子育て!成長の発達状況や食事・言葉・体重のあれこれ

1歳11ヶ月の子育て!成長の発達状況や食事・言葉・体重のあれこれ

育児中は、嬉しい事や楽しい事が沢山ありますが、同時に心配な事や不安な事も沢山出てきます。

特に、初めての子どもの場合は、色々な情報を集めつつ、試行錯誤の毎日・・・という方も多いのではないでしょうか。

まずは、その年齢の子どもの、心身の成長発達がどのようなものか知ることにより、解消できる不安や悩みもあると思います。

ここでは、1歳11ヶ月の子どもの成長について見てみましょう。なお、ここの内容は、ベネッセ・ムックの「育児 新百科」と、複数のインターネットサイトも参考にしています。

1.身長と体重

1歳11ヵ月頃の子どもの平均身長と体重は、以下の通りです。あくまでも平均であり、個人差が大きいですし、伸びる・増える時期は人それぞれです。

この時期の子どもの全体の傾向としても、体の発育は、これまでよりも更に緩やかになります。平均値は目安として参考にする程度で、明らかに心配な事が無い限り、気にし過ぎない方が良いでしょう。

<男女別 身長・体重平均値>
・男の子:80.1~90.0cm / 10.5~13.7kg
・女の子:79.4~89.5cm / 10.0~13.0kg

2.運動面

足腰の筋力が付いてきて、歩き方がスムーズになります。この頃のほとんどの子どもが、20~30分程度は続けて歩けるようになります。

また、少しずつ走れるようにもなり、敷居や少しの段差を、自分で乗り越えられるようにもなります。加えて、後ずさりも出来るようになり、大胆な子どもだと、少し高い所から飛び降りたりもするようになります。

更に、視覚機能の発達により、物を立体的に見られるようになります。一方で、手指の動きも、器用さが一層増していきます。手先・指先だけを使うのではなく、手首も一緒に使ったり、腕の動きとのバランスで、物を持ったり使ったりなど、複数の運動機能を組み合わせた、より複雑な動きも増えてきます。

赤ちゃんから子どもの運動機能の発達は、体の上から下へ、体の中心から末端へと徐々に広がっていきます。そして、全体的な運動から、小さな筋肉の運動へと繋がっていきます。

0歳~2歳頃までは、特に発達が目覚しい時期です。まだまだ出来ないと思っていた事が、いつの間にか出来るようになっているという事も、珍しくありません。

3.言葉

経験した事や自分の思いを、言葉でたくさん表現するようなります。この頃になると、2語文(「パパ いた。」「ブーブー バイバイ。」など)が盛んになります。

また、「ダメ」「イヤ」などの否定語が増えてくるのも、この頃あたりからです。自分の気持ちや意思をしっかり持つようになると共に、逆にそれにそぐわない事を、否定語で表現するようになります。

しかし、大人と違って語彙(言葉の数)は少なく、表現したい事を上手く言い表せないことも多い時期です。また、言葉が余り出ていなくても、相手の言う事を理解しているようであれば、問題ありません。

子どもの中で言葉を溜めていて、それらを外に向かって発信するようになるまで、時間の掛かる場合もあります。言葉の出方が遅いと気になる場合は、まずは大人が沢山語り掛けたり、子どもの発した声や言葉を受け止めて、「そうだね、飛行機が飛んでいるね。どこに行くのかな?」などと返してあげることが大切です。

子どもが言葉を溜めて、自分から表現するには、溜める為の素材が必要です。また、この頃になると、言葉だけでなく歌も覚えるようになってきます。簡単な歌や手遊びを、大人(特にお母さん)も一緒に歌ってあげて下さい。

4.心

この頃になると、子どもによっては「イヤイヤ!」や「自分で!」が始まったり、それまでよりも多くなるでしょう。

いわゆる「魔の2歳児期」に入る頃です。これは、子ども自身の自我や自立心が強まると共に、自分のやりたい事や好きな事がはっきりしてきて、より自己主張が強くなる為です。

この時期の子どもは、わがままを言ったり、頻繁に泣いたり、怒ったりして、大人も対応に困ったり、疲れてしまうことも少なくありません。

しかし、これは自我の確立と共に、心が複雑に発達している証であり、子どもの大事な成長過程の1つです。子ども自身も、自分でやりたい思いと、まだ甘えたい・見ていて欲しい思いの間で揺れていて、自分の気持ちを持て余すことも多いのです。

また、3番の「言葉」にもあるように、自分の思いや伝えたい事を、まだ上手く伝えられないことから来る、もどかしさも含まれているかもしれません。

イヤイヤや癇癪を起こした時は、大人もイライラするかもしれませんが、出来れば、「〇〇したかったのね。」など、大人が一旦受け止めてあげると落ち着く場合も多いです。

何もせず、何も言わなくても、大人が落ち着いた気持ちで、子どもを抱き締めてあげるだけでも、案外効果があります。とは言え、毎日一緒にいると、大人だって余裕が無くなることも少なくありません。

そのような時は、人や託児施設に預けたり、頻繁にはお勧め出来ませんが、テレビやDVD、携帯に頼っても構わないと思います。使える物は上手く使って、時に子どもと距離を取りつつ、乗り越えられると良いですね。

5.食事

多くの子どもが離乳食を卒業し、幼児食へ移行します。食材は、ほとんど大人と同じ物が食べられるようになってきますが、味付けや食材の大きさ・硬さは、まだ配慮が必要です。

まだまだ味覚が育つ時期ですし、消化機能も未発達ですので、大人が食べるような味の濃い物は与えない方が良いです。出汁を効かせるなどし、薄味でも美味しく食べられる工夫が出来ると良いでしょう。

また、一番奥歯の4本以外の歯が生え揃う時期ですが、子どもの噛む力に合わせて、食材の大きさや柔らかさを調節し、ステップアップしていって下さい。

この時期の食事の基本は、「大人より小さく、柔らかく、薄味で」です。1回の食事量の目安は、およそ大人の半分程度です。身長や体重が子どもなりに順調に増えていれば、あまり食べない場合でも心配ありません。

1回の食事量よりも、バランス良く食べられているかを見て下さい。この頃なると、食事のマナーについても、大人と一緒に食べる中で、少しずつ身に付けていって欲しいところです。

それには、まず大人がお手本を示すことが大切です。きちんと手を合わせて挨拶をする、忌み箸をしない、汚い食べ方や残し方をしないなどです。

すぐには出来なくても、教え込むより、大人の姿を見せる方が、身に付きやすいです。逆に、大人が出来ていないのに、子どもにやらせようとするのは無理があります。

6.遊び

この時期の遊びのポイントとしては、想像力の発達とともに、子どもの見立てる力が更に付いてきます。

これにより、何でも無い物を使って、何通りもの遊びをしたり、身近な物事や大人の真似をして遊ぶ姿も増えていきます。必要な玩具があれば用意しても良いでしょう。

また、即席で作った物でも、子どもは案外喜んで遊んでくれます。何をしているか、何が楽しそうか、子どもの姿をよく見て、大人も柔軟に対応してあげられると良いでしょう。

他には、思いつきや発想次第で自在に遊べる物に、子どもは面白さを強く感じる傾向があります。積み木や紙、小麦粉粘土や水など、自由に組み合わせたり、形を変えたり出来る物です。

砂、泥など、大人には「ちょっと・・・」と思う物でも、子どもにはとても魅力的です。市販されている玩具も面白そうな物が沢山ありますが、そのような物ばかりではなく、自然素材の物で遊べる機会も作れると、良いかもしれません。

また、この時期に限らずですが、子どもの遊びは、遊び込むことと自分で考えることが、とても大切になります。

気に入った遊びは、大人が驚くほど繰り返したり、集中したりしますし、遊びの中で子どもが身に付けたり、学ぶことはとても多いからです。小さくても良いので、家の中に、子どもの専用スペースを作ると良いでしょう。

ある程度は玩具を散らかしても良かったり、遊びを中断しても、また続きから出来るような環境が、遊び込めることに繋がります。更に、大人が先回りしたり、危ないからと止め過ぎることも、なるべく控えましょう。

大きな危険でない限り、基本的には見守ってあげて下さい。大人には当たり前の事でも、子どもには分からない・不思議な事だらけです。子どもが自分で試したり、考えたりする機会を、必要以上に妨げることは良くありません。

7.人との関わり

少しずつ、他の子どもとも遊ぶようになってきます。しかし、まだお互いの立場に立って考える事は出来ませんし、いつも一緒に遊べるわけではありません。

自分の遊びに集中する事もありますし、逆に、他の子どものやる事が気になり、じっと観察する姿もあります。この頃は、まだ大人が仲に入って、「貸して」「どうぞ」や「順番」といった、子ども同士のやりとりのサポートも必要です。

これらは、出来ない気分の時もあるので、無理強いはしないで下さい。また、自己主張が強くなる時期でもありますので、玩具の取り合いも多くなったり、激しくなったりします。

喧嘩したり、仲良くしたりを繰り返しながら、人との関係を学んでいくので、ある程度の揉める経験は必要です。喧嘩などで、相手にも主張があることを知るのは、子どもが自分以外の他者の存在を実感する、良い機会でもあります。

時と場合にもよりますが、子どもの喧嘩は、すぐに止める必要はありませんが、大人は目を離さないようにして下さい。

言葉で上手く伝えられない事も多い時期ですから、叩いたり、噛んだり、押したりといった行動に出る場合もあります。子どもには個性があります。

人との関わりにおいても、積極的な子どももいれば、ゆっくりだったり、恥ずかしがり屋の子どももいます。まだまだ、大人(特にお母さん)を安全基地にする時期ですので、他の子どもと無理に遊ばせる必要はありません。

まずは、同じ空間にいることから慣れていくだけでも十分です。

8.危険

これまでよりも一層、自由に動けるようになることで、大胆にもなり、様々な危険も増します。走ることや飛び降りることが出来るようになるので、外で急に駆け出したり、思わぬ所から飛び降りて怪我をする場合もあるでしょう。

外を歩く際は、車の通る所は必ず手を繋ぐ、歩道でも大人が車道側を歩くなど、しっかり気を付けましょう。外出時、店舗の駐車場での事故が増えるのも、このくらいの時期からです。

小さい子どもの姿は、車からは認識しにくいですし、動く車の前に、子どもが急に飛び出す可能性も忘れてはいけません。子どもの冒険心や探究心を妨げてはいけませんが、大きな危険や怪我に繋がる可能性のある時や場所では、大人が十分に注意を払いましょう。

大人には分かりにくいですが、子どもの視野は大人の考える以上に狭いです。

6歳児で、平均で縦に70度、横に90度しかありません。筆者も一度、子どもの視野体験(チャイルドビジョン)というものを試みましたが、視界が本当に狭くて、低い幅広の平均台を渡るのも怖いくらいでした。

これらを踏まえると、やっと物を立体的に見られるようになる、1歳11ヶ月という年齢では、更に視野が狭いだろうことが容易に想像できます。それでなくても子どもは、目の前に気になる物などがあれば、尚更、周りへの関心や注意は下がります。「見えているだろう。」「気付いているだろう。」という、大人の視野による思い込みは禁物です。

他には、家の中では、台所やお風呂場、階段は特に注意しましょう。子どもが興味を持ちやすい場所です。細かい点では、コンセントやコード類、数センチでも洗面器に溜まった水、お風呂の残り湯などが危険です。

お風呂場は、子どもが1人で入れないようにする、水の溜まっている浴槽には蓋をする、階段や台所の出入口にはベビーゲートを付けるなど、必要な危険対策は施しておきましょう。

9.トイレトレーニング

2歳前後になると、トイレトレーニングを始める3つの目安が整ってきます。3つの目安とは、1人で歩けること、おしっこの間隔が2時間程度空くこと、言葉を理解することです。

1歳6ヶ月過ぎ頃から、トイレについて前もった働き掛けをしておくと、本格的なトレーニングに対しても、子ども自身が入りやすくなります。

トイレは、生活の節目に誘ってみたり、間隔をつかめていれば、タイミングを見て誘います。間隔のつかみ方は、始めは1時間おきに、おむつをチェックします。毎回濡れていれば、およそ1時間間隔です。

濡れていなければ、もう1時間後に再チェックします。それで濡れていれば、次は2時間空けてチェックします。これを数日間続けて、様子を見てみましょう。毎日一定ではありませんが、およその間隔がつかめます。

また、トレーニングの始めの頃は、子どもは、まだおしっこが出そうな感覚が分かりません。トイレに誘う際には、「トイレ行く?」「おしっこ出る?」などの疑問形で、子どもの返事を求めるのではなく、大人がタイミングを見て、「トイレに行こう。」とリードしましょう。

トイレトレーニングで大切なことは、絶対に叱らないことと、大人が振り回されないことです。子どもの様子によって、トレーニングが後退することや、中断することも少なくありません。大人は一喜一憂せず、どんと構えましょう。

もちろん、上手くいった時は、子どもと一緒に沢山喜びましょう。また、うんちの練習は、おしっこのおむつが外れてからでも遅くありません。一般的にも、おしっこよりも、うんちの自立の方が後に成立する方が多いです。

おしっこも、うんちもと一度に欲張らず、順を追って子どものペースで進めましょう。更に、夜間のおねしょは、昼間のおしっことは仕組みが別です。

膀胱の発達や、おしっこに関係するホルモンの分泌量など、体の機能が整わないと、いくら頑張ってもおねしょは無くなりません。そして、これらの体の機能が整うのは、およそ5~6歳頃だそうです。

昼間は上手くいっていても、夜も同じようにいかないのは、その為です。

最後に

ここの内容は、あくまでも一般的な傾向によるものです。成長発達には個人差がありますし、子ども一人一人の性格によるところも大きいです。

今抱えている不安や心配事が解消されても、また次があり、育児はその繰り返しではないかと思います。子どもの心配をする事が、親の務めの1つなのではないでしょうか。

育児の不安や心配、悩みは尽きないかもしれませんが、子ども自身をよく見てあげて、日々の生活を一緒に楽しんで下さい。過ぎた時間は戻りませんし、その時にしか味わえない子どもの姿や成長が必ずあります。

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